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「熊本のテレビ番組について話す会。」について。

2月14日に熊本市中央区のバー・ヤングサロンコバベヤにて、「熊本のテレビ番組について話す会。」というトークイベントを行います。

いつも帰省するときに集まるメンツがいて、会うと「この間のオールスター後夜祭、見ました?」とか「昔、27時間テレビのエンディングでたけしさんがポン菓子の機械でドカーンってやるヤツありましたよね」とか、本当にテレビの話しかしないんです。その話題の中に熊本のテレビの話もたまに出てきたりして。

昨年の12月に帰省した時も集まって同じように話してたんですよ。そこで、(こうやっていつも話してるテレビの話をもっと熊本に特化して、同じコンテクストで話したら面白くなるかも?)みたいな発想がなんとなく浮かんで。その場で、トークイベントやってみませんか?って切り出して固めました。

■ローカル番組は「個と向き合うメディア」か?

「劇場版テレクラキャノンボール2013」という映画を観に行った時のこと。「テレクラキャノンボール」シリーズは人気のAVシリーズ。AVながらその企画性とドキュメンタリー性が話題となり、劇場版としてドキュメンタリーにフォーカスして再編集されたものが映画館でかかっていた時期がありました。

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ドキュメンタリーにフォーカス・・・とはいえ、元々はAV作品なので、少なからずそれなりにそれなりなカットが映画館の大画面で流れるわけです。・・・ああいう映像ってみんなで観るとなんだか笑っちゃうんです。大勢で観ると急に客観的になって冷静になるせいか、面白く見えてくるんです。

AVって普通、一人で見るものでしょう?一人で見るからこそ、"実用性"が高まるんでしょう?でも大勢で観たらムラムラしないんですよ、なぜか。そして面白い。これってローカル番組、特に夕方ワイド番組なんかにも当てはまるものなのでは?と。

夕方のワイド番組って各々の家庭で毎日視聴されているとは思うんですけど、その時間になっても「お兄ちゃん、○○(夕方ワイド番組)始まったよ!」なんてことになりにくいじゃないですか。放送の翌日、学校や会社で「昨日の○○見た?」なんてことも想像しがたい。例えば、すべらない話やIPPONグランプリのように宅飲みしながらみんなでワイワイ観るでもない。めちゃめちゃ暴論だけど、ローカル番組ってAVと同じように「個と向き合う」メディアなんです。

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それと同時に分かるのが、批評性があまり高くないこと。「あのシーンが面白かった」とか「△△(出演者)がもっとこうすればよかったよね」とか、語られるフックが少ない。まあ、夕方のワイド番組にそれがありすぎても困るということかもしれないけど。

■「テレビの面白い見方」がわかるかも?

以上の理由で、面白さが表立って共有されにくかったり、語られにくかったりするのがローカル番組だと思ってるんです。映画でもなんでもそうだけど、その作品や番組の"面白い見方"が分かると見たくなるじゃないですか。去年流行ったドラマ「あなたの番です」だって、SNSの考察合戦から火がついて後半からジワジワと追い上げてきたワケで。(もちろん番組それぞれに目的が違うので横並びで比べることではないけど。)

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だから、テレビが好きな僕らの居酒屋トークを聞いて、(個人的には何も仕事で関わっていないので、いち視聴者として超超超勝手ながらですが)熊本のテレビを見てもらえるようになればと思ってます。


【熊本のテレビ番組について話す会。】
2020年2月14日(金) 19:00~ <OPEN 18:45>
@ヤングサロンコバベヤ(熊本市中央区花畑町12-18)
500円(1ドリンク付)
※予約不要ですが、来る方はご連絡いただけると助かります!


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