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自分の感受性くらい自分で守ればかものよ


最近はいろんな事がおこる。
社長と反りが合わない上司が突然退職。
なぜかそのタイミングで渡される別の人の業務。

世の中理不尽だ、とか思いながら。
ふと茨木のり子さんの詩を思い出した。


『自分の感受性くらい』

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのをせ
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


求めるばっかりではダメだなと。
自分より仕事できる人に、
何を偉そうに文句言っていたのか。
欲望のままに生きているとバカになる。

自分の考えをもって
判断して生きていかないと
後悔の多い人生になりそうで。
やれるところでやるしかない。

自分の感受性くらい自分で守ればかものよ。

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