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JUJU@中野サンプラザ

2022年5月から始まったJUJU「ユーミンをめぐる物語」中野サンプラザへ行ってきた。
43本目の9.10本目。

2本目の神奈川県民ホール。ほぼ全てがユーミンの曲で構成されたライブに驚いた。今回、アルバムに収録された楽曲以外にユーミンをあまり普段聞かない人にとっては馴染みのない曲がセットリストに入っていたことでJUJUは気を使っているようにも見えていた。

中野サンプラザは2Days。

初日、ブラッシュアップされたというよりはスッと1本のストーリーへと変化していた。たった一ヶ月でこんなにもかわるものかと。中盤の衣装も変わり、よりJUJUらしさ、よりユーミンの世界を彷彿させてくれた。
観客も前回とは違い、セトリにある曲を聞いてきたように感じた。
アンコール、10月10日の「ジュジュの日スペシャル」の発表。手に書かれたメモを読み上げるJUJU。

2日目。

前日より更に、いや、そこには「ユーミンの化身」とも言えるJUJUがいた。しっかりとした変化を遂げていた。
ユーミンが「深海の街」を発表したときのインタビューで「いつか詠み人知らずになりたい」と話していた。まさにこの世界をイキイキと演じるJUJU。現在ではなく何年後かはわからないが、制作された映画の試写会にいるような感覚だった。

JUJUは今までカバー曲で構成されるライブは行ってきている。当然ながら複数のアーティストの楽曲で構成されるライブ。今回はユーミンの曲と自身の楽曲は3曲のみの構成。「俺のリクエスト」ならぬ「JUJUのリクエスト」。

幼い頃からユーミンを聞き、いろいろな世界へ連れ出してくれた。ユーミンの楽曲を教科書というJUJUだからこそ成立するライブ。自分の世界観をしっかり持ち、特定のアーティストの楽曲だけで構成するライブを演じ切った。

ユーミンファンにとっては、イントロ当てクイズのようなアレンジの多彩さに圧倒されるだけでなく、レアなセットリスト。こんなアレンジもあるのかと楽曲の変化に驚く。どうアレンジされても、ユーミンらしさでありJUJUらしさがあった。

今年の「ジュジュの日」はこのツアーの追加公演。「ジュジュ苑スペシャル」となる。

セットリスト


1:光の中へ
2:September Bluemoon
MC
3:影になって
4:街角のペシミスト
5:ダイアモンドの街角
6;Midnight Train
7:Valentin's RADIO
8:TUXEDO RAIN
9:一緒に暮らそう
10:ジェラシーと言うなの悪夢
11:鍵穴
12:TYPHOON
13:12階の恋人
14:真珠のピアス
15:リフレインが叫んでる
16:DESTINY
17:花紀行
18:かんらん車
19:ダンデライオン
20:守ってあげたい
21:メトロポリスの片隅で
22:卒業写真
23:奇跡を望むなら・・・
EC
1:花
2:A HAPPY NEW YEAR

*1、23、EC1のみJUJUの楽曲
*12からの衣装の変更あり

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