名誉挽回
今年の4月のあたまの話を書こう。
実は、ちょうど1年前。長女Mが申し込んでくれて。マンションの催し物で、ふるまい餅というイベントがあり、その餅をゲットしたのである。
だが。
その、ゲットした日、たまたま、長女Mは、外出していて。帰宅がかなり遅かった。ふるまい餅は、3種類、2個ずつだったが、家内は、長女Mを待ちきれず、私と2人で食べようと提案してきて。
私も、迂闊にもその提案に、まんまと乗っかってしまい、長女Mが楽しみにしながら帰宅したときに、長女Mが、怒ったのである。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
Mは、正しいよな。そして、一番悪いのは、さっちゃん(注1)を止めなかったコジだろうな。
うむ。
そして、ちょうど1年後。名誉挽回の機会が訪れた。ふるまい餅の案内が来たのである。
そして、何とか、私がもらいに行き、ゲットした。
私は、長女Mが帰宅するまで、ふるまい餅を、ガードし続けた。そして首尾よく、長女Mに、無傷のまま、引き渡した。
ミッション・コンプリート!
長女Mは、帰宅してきてから、1人で3種食べて。残りの1個ずつを、長男Jと家内に、希望を聞き。最後の1個を、私に配給してくれた。
はい、コジくん。ミッションお疲れさま。
配給があったことが、やはり、嬉しかった。
そんなこんなの思い出話を家内としようかと思って振り返ると、空のソファーが、ただ、笑っていた。
家内は、夏のプロジェクトに参加するため、実は、先日から家を空けている。今回は、不在期間が長く、8月末までは都心のホテルで泊まり込みになり。帰宅するのは、日曜日の深夜で 。月曜日の午前中には、また、出ていくのである。
日曜日の夜は、入念にマッサージをしよう。そう、心に決めている。
昼間の、家内とのやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、そもそも長男が飼い出したハリネズミのリキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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