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流行病はやりやまいの前は、よく出張に出ていた。東京と大阪が多かった。少なくとも週に一度は必ず出張し。しかも、新横浜の始発で出て、新大阪の最終で帰ってきた。

私は、専ら新幹線を使っていて。キャンペーンなどで確実に飛行機のほうが安いとわかっているとき以外は、ほぼ、新幹線だった。

新横浜6時ちょうど発の始発新幹線に乗っていると、小田原で面白い光景に出くわす。

小田原は、東京から近いこともあり、新幹線通勤をしている人も多いようで。始発列車にはみんな座ろうとして、並んで乗り込む。

ところがその順番とりが、私から見ると少し変わっていて。

列の床に、傘を置くのだ。それを順番取りの目印としておいて、そして自分は後の座席に座っている。

これが、小田原駅の暗黙のルールのようだった。

傘の主は、どこへ?

この話を最初に家内にして、写真を見せたら大笑いしていた。

そして最近、久しぶりに大阪に出張したときに小田原を通ると、案の定、傘が順番待ちをしていた。


もちろん、カバンで順番を取る人もいる。だが、傘をおいている人が、天候にかかわらず、結構多い。それが、私からすると小田原の傘の謎である。

カバンをおく人も、もちろん、いる


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。




そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。



先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。





昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。


■追記■33日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。

人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。

下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。

約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放

「追放」って…。まじかぁ…。

でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。

これで、後には引けない…

まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。


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