スペシャルセット
これもまた、次女Hが帰宅していた頃の、少し前の話である。
私は、近隣のカレー屋、ナマステキッチンが気に入っていて。ナンロールは、毎朝食べるので、毎週、少し足を伸ばして買いに行く。
その日は、次女が今の自宅に帰宅する日曜日の前日の土曜日で。私は、一日、家事に明け暮れ。長女Mと次女Hは、一緒に買い物に出掛けていたのだが、夕方近くになり、長女Mが、LINEでコメントを入れてきた。
コジくん。晩御飯、一緒に食べる？
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
MもJも、人を慮ることが出来るようになったんだな。
次女Hも、短期間の我が家への帰省だったが、ほぼ、話をせずに、お互い、バタバタとしていたから、少し話をしていようかとも思っていたので、ふたつ返事で行こうと、私もコメントした。
行き先については、いろいろと案が二転三転したが、結局はサイゼリアになりそうだったので、私から、ナンロールも買わねばならないので、ナマステキッチンにしないかと誘いをかけた。
長女Mと次女Hは、ともに、ナマステキッチンのファンである。だが、その日は、少し、昼ご飯が遅かったようで。カレーは、あまりお腹に入らないと思っていたらしい。
私は、すかさず、好きなものを頼んで、残ったら、私が食べきるからと約束して、半ば強引に、ナマステキッチンに、いくことにした。
案の定。長女Mも、次女Hも、かなりの量を残し。私が、最後の敗戦処理をしなければならなかった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
無論、ダイエットよりも、家族との団欒が大事だからな。
うむ。
そんなこんなの思い出話を家内としようかと思って振り返ると、空のソファーが、ただ、笑っていた。
家内は、夏のプロジェクトに参加するため、実は、先日から家を空けている。今回は、不在期間が長く、8月末までは都心のホテルで泊まり込みになり。帰宅するのは、日曜日の深夜で 。月曜日の午前中には、また、出ていくのである。
日曜日の夜は、入念にマッサージをしよう。そう、心に決めている。
昼間の、家内とのやりとりからすると、家内は、元気なようである。
家内が元気だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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