葡萄
家内が仕事で、あるプロジェクトに参加してから、一定期間、家を不在にして都心のホテルに泊まり込みになるのだが、そういうプロジェクトに参画してから、なぜか果物がよく家に届くようになった。
もともとは、私に、次女の高校の時のチームの関係の方から、メロンや梨が届いていたのだが、最近は家内に、桃やマンゴー、イチゴ、葡萄などが届く。
例えば出張にしても、そうだ。
この流行病が始まる直前には、私が、ほぼ、出張三昧で。全国あちこち飛び回っていたのだが、私の社内での立場が変わったこともあり、私の出張は、パタリと止まり。かわりに家内が、あちこちにたびたび出張するようになった。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
時代が変わったんだな。
寂しくもあるが、受け止めるしかない。
夏、いろいろな果物が、家内宛に届いたが、葡萄を持って、いったん、落ち着いた。
果物が食べられるということは、幸せなことである。
多数の豊富な果物の配給への感謝の念を込めて、今宵は、自主トレ(注1)を申し入れた。
マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。
だから。
これで、いいのだ。
(注1)私は、家内のマッサージを、よくする。家内に促されずに、自らの申し出で家内のマッサージをすることを、自主トレと、勝手に呼んでいる。
■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。
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