言いがかり
先日、こんな記事を書いた。スイートポテトの記事だ。
そして、そのスイートポテト、その後しばらく残っていたのである。我が家には珍しく。
そして、家内と食べることになった。実は、4個残っていて。2つずつということになった。
だが、家内が食べるといいだしてから、既に2日も過ぎていて。私は、痺れを切らして夕食前にテーブルに置いた。そして、家内に言った。
「今、一口で食べ切ろう。後片付けもしなければならないし。何より、食べ損ねて捨てることになったら、勿体ない」
すると家内は、生返事で返してきた。
「あ、オッケー」
ところがその日は、家内は仕事が忙しく。持ち帰りの仕事があったようで、テーブルの上は、どんどん書類やら電卓やら、ハサミ、テープなど仕事道具でいっぱいになった。
そして、恐れていたことが起こったのだ。
家内は、仕事の書類をちょっと押し出すと、スイートポテトの箱が、テーブルから寄り切られてしまった。
走馬灯のように、ゆっくりと落ちていく箱。床に転がるスイートポテト
その惨状を見て、家内は、やり場の無い情けなさを感じたのだろう。
そして、私に、言い放った。
「だからコジくん、持ってこないでって言ったじゃん!」
なんのはなしです菓。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
言いがかりだが、おとなしく受け止めよう。我が家の平和のために。
私は、ササッと、3秒ルールを守って、テーブルに、スイートボテトを置き、こう言った。
「3秒ルール、セーフッ!」
家内は、ぶつくさ言いつつ、半分を、ようやく、平らげた。
あの日のそんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。
コジくんは、せっかちなのよ!
……。
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。
だから。
これで、いいのだ。
■ご案内■
今週の金曜日、stand.fmで、さぼてん主婦さんの番組に出ます。
テーマは、昭和のおやつ。
もしも、お時間があれば、聴いてみてください。
私は、ちょこっとしゃべるくらいですが、さぼさん、アークン、うりもさんの話が面白いです。
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