海鮮キムチ

次女の食べ物の好みは、私に少し似ている。

例えば、キムチである。

5月、ちょっとしたオフの時に、近隣の成城石井で購入した海鮮キムチが、美味しかった。

これ

ただのキムチでもすごく満足なのに、海鮮ものが、たっぷり入っている。

タコなんか、ひとつ全部  笑

家内が私に言った。

「コジくんも、食べてねって言ってたよ」

だから私は、食べたのだ。次女の食べた後の残りを。でも、少し、次女の2食目を残して。美味しく。次女に感謝しながら。

すると、帰宅してきた次女が、このキムチの入れ物を見て言った。

「海鮮が、なんも入っていない！コジ、食べた？！」

心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

なんだか、不穏な空気だ。

なんのはなしですか。

海鮮キムチを食べて良かった「か」という話です

……。

次女によると、海鮮キムチなんだから、海鮮は、少し残しておくのが礼儀だ、ということが言いたかったようで。

しかし、ちょっと残したつもりだったのだが。

あの時のそんなこんなを家内に語ろうとしてソファーをみると、家内が脚を指さして笑って言った。

コジくん、遠慮するってこと、覚えよう。はい。倍返し。

……。

マッサージをすると、家内は上機嫌である。


家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。

いつでも、どこでも、倍返し

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