3/12【雑感】中国ロシアVSアメリカの経済戦争突入へ?
一昨日はようやく金融株が下げ止まり、とりあえずはそこから2週間程度の様子見だと判断しています。昨日は日銀の介入がなくても、銀行株は耐えることが出来ました。今日も大きく下げていますが、メガバンクは一昨日の安値を割れていません。ここをキープしながら2週間を経過すれば、だいぶ見通しが明るくなるでしょう。割れてしまえば、再び下値を模索しなくてはなりません。
人は自分の持ち株が下がってパニックになり、損切りすべきか追加買いすべきか悩む時、根本的に「どこで下げ止まるのか」を判断しかねています。一つの目安として、金融銘柄の底入れが重要になりますので、必ずチェックすると良いでしょう。底入れする気配が無い場合、一旦損切りするのはアリです。
しかし、特に博打屋やテクニカル大好きな初心者の方ほど損切りを好みますが、それではいつまで経っても儲かりません。もっとも、損切りしなくてはならないような銘柄を選ぶべきではない、というのが私の方針です。人によってはボロ株専門の方もいますから、そういう銘柄を買っている方は損切命でも良いと思います。
しかし私たちが長期投資すべき銘柄は、どんどん買い増ししていける銘柄を選ぶべきなのです。あとは底入れのタイミングを待つしかありません。したがって、今はメガバンクの動向を観察するしかないのです。
コロナ問題による下げはほぼ終了している
これも繰り返しになりますが、金融銘柄が割れなければ、後は余震が2週間程度続きますが、大きな心配はありません。アメリカがヨーロッパからの入国を禁止したことも、既に想定されていた範疇でしょう。
今はそれよりもパニックに便乗したSQの売り仕掛けと、同じく便乗組のロシアと中国の動向が重要と考えています。SQ前の駆け引きはいつものことなので、知らない人は覚えておくとよいでしょう。
気になるのは、先日のロシアの原油増産発表のタイミングです。アメリカが政策を打ち出してなんとか株価下落を止めようという、しかもかなり苦しいタイミングで増産発表をしました。だいたい石油絡みの値動きはプロレスですが、タイミングがタイミングなだけに混乱は波及しました。ロシアの得意なやり方です。だからもう、経済戦争は始まっているように見えます。歴史を学びましょう。
もう一つ、中国…というかWHOですが、これもパンデミック宣言が最悪のタイミングとなりました。当然中国の手先と化した組織ですから、狙った可能性まであるでしょう。考え過ぎかもしれませんが、頭の片隅には入れておくべきです。中国でほぼ収束して、すぐにこの宣言ですよ・・・?アメリカはこれからだというのに。
中国は勢いづく可能性があります。得意のパンダ外交で、今度は彼らがマスクなどを各国に支援し始めました。北朝鮮も元気が出てきたようで、日米が弱っている時にミサイルです。
まぁ・・・真実はわかりません。そうこう書いているうちに、武漢ではコロナ患者が再発している、というニュースもあります。となると、コロナ問題再発でいよいよ先は読めません。
いずれにせよ、基本的に歴史は、虎視眈々とした領土の奪い合いの繰り返しです。ピンチに乗じて侵略するパターンは飽きるほど繰り返されています。だからこのままアメリカが弱っていくのは、たとえ1ヶ月程度であっても結局大きな傷を負うことになります。
当面、明日が荒れ模様の可能性は高いのでしょう。しかし荒れる理由はSQによるところが大きいでしょう。SQが過ぎれば、一時的に一気に逆噴射するシナリオもありますが、その先は不透明です。
慣れない短期リバウンド取りは私の方針からも逸れているのですが、やれることはやっています。しかし小銭を稼いだ以上にメインの株が落ちていきますので、基本的に気休めにもなりません。
本来の投資方針に基づき、底打ちしたところを買い漁るのが一番良いと思います。まずは2週間、金融株を観察してみましょう。
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