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3/27【雑感】2番底の探索
昨日は午後から日銀が動き出した気配を感じ、持ち越すつもりでいたダブルインバースを早々に手放したのです。午後からの日銀買いを見て、もしかしたら3月の月足を整えに行く可能性もあるかも、ということに気づいたためです。結果として19500で引けたということは、やはり敢えてこのラインを意識したのでしょう。何せこのラインは日銀が購入しているETFの損益分岐点です。配当権利付き日は金曜でしたので、これに合わせたのかもしれません。3月の相場はまだ2日間あります。この残り2日間も19500を維持出来るとは思えませんが、私は一旦ベアを持ち越すのはやめにしたのです。
4月にかけては2番底を付けにいくと思いますが、当然前回水準の16000円台を守れるかどうか、が一つの焦点です。理由付けとしては東京の感染パニック拡大、ということになるでしょうか。更に3番底があるとすれば、実際の企業業績が落ち込んだことが理由になるかもしれません。
アメリカはそろそろ経済政策が聞いてくる見込みでしょう。正解恐慌のリスクは少しずつ下がってきているとは思います。感染者の増加はまだ収まらないかもしれませんが大量に供給するドルが効いてくれば株価はもう恐くないでしょう。2番底を付けても、ダウは割れない気がします。
日本はどうでしょう。金融政策は市場にマネーを流通しやすい環境を整えるためのものです。対して財政政策は実際にマネーを供給する政策になります。政府の言い分としては、市場にマネーは十分供給されているから、アメリカのように大規模に金を供給しなくても良い、という言い分です。繰り返し書いているように、企業の内部留保は460兆円、個人の貯蓄も金額だけ見れば相当な金額です。しかし格差はかなりありますから、持っていない人は本当に苦しい局面でしょう。彼らが苦しいのは事実であり、それが結局景気へのダメージには繋がります。だから一番効果のある消費税減税を1%すら下げないのは、この局面を舐めすぎです。
とはいえ、証券口座の申し込み件数は殺到しているようです。それだけ、金を溜め込んでいる人はいるのでしょう。皮肉な形ですが、個人投資家が増えるのは日本経済のために必要なことです。初心者の方々が機関の養分になって退場しないことを心から願っています。無理をせず、一緒に経済に向き合っていきましょう。良い時も悪いときも必ずありますので。
さて、初心者の方々に向けて繰り返しお伝えしていますが、暴落の際の観察ポイントとしては金融・不動産の下値が割れないかどうか
これが最優先です。その上で、前回の下値を割れない銘柄を絞っていけば良いと思います。機関の買いは個別銘柄に入ってきているようにも見えるので、この前のように悲惨な株価にならない銘柄も出てくるでしょう。
ポジ・ネガ要素も更新しますので、判断の際に参考にしてください。
それでは今日はこれくらいで。
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