【読んでもらえるタイトルの書き方】についてお話します!
こんにちは!西野です。
『いいタイトルが思い付かない』
『力作だったのに、閲覧数伸びてないな・・・』
『そもそもタイトルってどうやって考えたらいいの?』
と、お悩みの方のために、読んでもらえるタイトルの書き方についてお話します!
これから記事を書く方はもちろん、これまで書いてきた記事のリライトにも使えるので、ぜひご覧ください!
①効果的なタイトル3パターン
②タイトルの効果を検証しよう!
③タイトルを書く5つのルール
①効果的なタイトル3パターン
まず、なぜタイトルが重要かというと、見つけてもらえなければ読んでもらえないからです。
どんなに良い記事を書いたとしても、見出しで心を掴めなければ、読者は素通りしてしまいます。
note内だけでも、数百・数千の記事があるので、あなたの記事に目を留めていただくためには、タイトルが非常に重要です。
また、広告効果の50%~75%はタイトルにあるそうで、タイトルの売り込み力が非常に重要です。
それでは、効果的なタイトルを書くためにはどうすればよいか?について解説していきます。
結論、以下の3つに意識して書くことが重要です。
1.得になること:
1番効果的な見出しは、読み手の得になることをアピールする、つまり相手のベネフィット(ためになること)に基づくタイトルです。このタイトルが読み手に伝えるのは、相手のほしがるもの、しかもそれをこちら(自社)が提供する、ということです。
(例)さらに50ドルの昇給、55歳で退職
2.新情報:
2番目に効果的なタイトルは、新しい情報を提供するもの。たとえば・・・
(例)フォード・トラックの新機能、出ました_新タイプのハンドクリーナー
3.好奇心:
3番目に効果的なタイトルは、好奇心をそそるもの。たとえば・・・
(例)行方不明:3万5,000ドル、奥さまに対してフェアですか?
なぜ、1番効果的なのが『得になること』なのかについては、例を挙げて解説します。
「文章がうまくなりたい!でもどうすれば良いだろう・・・」と考えている時に、
【10日間で上手な文章が書けるようになる方法】
というタイトルの記事を見つけたら、「ちょうどいいの見つけた!とりあえず読んでみよう!」という気持ちになりますよね?
このように、ニーズがある人に向けて、得になる情報をドンピシャでタイトルに載せることで、シンプルに読んでもらえるようになります。
奇抜なタイトルを考える前に、まずは『誰の、どんな得になっているのか?』を考えて、タイトルを書いてみましょう。
②タイトルの効果を検証しよう!
効果的なタイトルを書いたあとの、次のステップとしては、実際の効果をテストすることが大切です。
それも、感覚ではなく、『閲覧数・スキの数・購入率』など、数字に基づいた科学的な方法を見つけることが大事です。
そのためには以下の3つのアプローチが必要です。
1.「イニシャルテスト」:
新聞・雑誌広告、コマーシャル、ダイレクトメール(業界用語で言うとダイレクトメール「パッケージ」)の各案を、それぞれ同じ媒体同士で比較テストする。
2.「効果のあった広告をさらにテストする」:
各媒体で1番効果のある広告がわかったら、掲載紙/誌、放送局、ダイレクトメール知るとをもっと広げて比較テストをする。
3.「テスト結果を研究する」:
このテストを行うことで、新聞・雑誌、ラジオ・テレビ、ダイレクトメールなどのすべての広告媒体をお互いに比較テストすることになるので、将来、似たような商品やサービスの広告を作るときに役立つはずです。
つまり、新聞同士、ラジオ局同士といった同じ媒体内の比較だけでなく、同時に、新聞という媒体を、対雑誌、対ダイレクトメールというように、異なる媒体同士でも比較テストしていることになります。
これで、費用対効果の高い成果を上げる順位がわかるわけです。
この3ステップの事前テストには時間がかかりますが、それでいいです!
時間を掛ける甲斐があるからです。
出だしを間違えないこと、つまり、何を、どこに、宣伝するのが1番適切かを見つけることが大変重要だからです。
それぞれの、具体的なテスト方法については、ここでは割愛しますが、かいつまんで話すと、
『良い広告の形を見つける』→『他の記事でも試す』→『どの媒体で、どういうタイトルが効果があるか検証する』
という流れで、良いタイトルを検証するということが大事ということです。
「やったー!沢山見てもらえたぞー!」で終わるのではなく、
「この記事が、なぜ沢山見られたのか?」を科学して考えることが非常に大切です。
③タイトルを書く5つのルール
最後に、タイトルを書く5つのルールについてご紹介します。
1.何よりもまず、タイトルには「得になる」ものを必ず盛り込みましょう。
相手のほしいものがここにある、という見出しで知らせましょう。
このルールはあまりにも基本的なので言うまでもないかもしれないません。
ところが、毎日のように大勢のコピーライターがこのルールに反しているのも事実です。
2.新製品や従来製品でも、新たな使い方などの「新情報」があれば、それをタイトルで大々的に伝えましょう。
3.「好奇心」を刺激するだけで終わらないようにしましょう。
「好奇心」を、「新情報」や「得になる」と組み合わせれば強力なタイトルになりやすいですが、「好奇心」だけで十分強力になることはめったにありません。
この基本ルールが1番ないがしろにされています。
どの新聞・雑誌を見ても、「好奇心」だけで売り込もうとしている広告のタイトルが必ず見つかります。
4.暗い面、マイナス面を描くことはなるべく避けましょう。
明るい面、プラス面から見て書きましょう。
5.手っ取り早く簡単に、ほしいものが手に入れられる方法があることを見出しで知らせましょう。
しかし、この5番目のルールを書くときは、あおりすぎないよう注意がひつようです。
信頼できる内容にすることが非常に大事です。
信頼できる内容=数字を使うと効果的です。
次の見出しはある通信教育が試した広告のタイトルです。
もっと楽な仕事でもっと収入アップしたい方へ
このタイトルは、人類が誕生以来ずっと望んできたことを手短に要約しているようですね。
ところが、この広告への問い合わせはあまり多くなかったそうです。
タイトルに信憑性がないからです。話がうますぎると人は疑ってしまいます。
以上がルールとなりますが、タイトルを考える際に、これらを意識して書くことで、今までよりも記事を読んでもらえるようになると思います!
守破離の”守”を身につける感覚で、タイトルの型を自分のものにしていきましょう!
というわけで、今回は以上となります!
今回ご紹介した内容は、下記の本を参考にして、一部抜粋をしつつご紹介させていただきました。
ライティングの型を身につけたい方にオススメの本です!
非常に参考になる内容ばかりなので、ぜひチェックしてみてください!
それではまた~
※Twitterでも発信しているので、お時間があるときに覗いてみてください!
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