実語教と童子教

こんにちは。いしむらたつやです。

昨日YOUTUBEを見ていて学びがありましたので、それについて書いてみたいと思います。

元ネタの動画はこちら↓

こちらの動画では、江戸時代の教育水準の高さを知る事が出来ます。
当時の教科書は手書きであり、(今でいう)高学年の子供たちが低学年の子供たちの教科書を書いていました。

その中でも個人的に感じたのが、実語教と童子教についてでした。

実語教とは?

実語教(じつごきょう)は、平安時代末期から明治初期にかけて普及していた庶民のための教訓を中心とした初等教科書です。

山高故不貴 山高きが故に貴(たつと)からず
以有樹為貴 樹(き)有るを以て貴(たつと)しとする
人肥故不貴 人肥たるが故に貴からず
以有智為貴 智有るを以て貴しとする
富是一生財 富は是(これ)一生の財
身滅即共滅 身滅すれば即ち共に滅す
智是万代財 智は是万代の財
命終即随行 命終はれば即ち随って行く
玉不磨無光 玉磨かざれば光無し
無光為石瓦 光無きを石瓦(いしかわら)とす
人不学無智 人学ばざれば智無し
無智為愚人 智無きを愚人とす
倉内財有朽 倉の内の財は朽つること有り
身内財無朽 身の内の財は朽つること無し

江戸時代の話と言うといつの時代の話をしてるのかと馬鹿にしがちですが
150年前の出来事です。現代にも通じる教えですよね。

童子教とは?

童子教(どうじきょう)は、鎌倉時代から明治の中頃まで使われた日本の初等教育用の教訓書です。7歳〜15歳頃の年代の子供たちに教えられていたそうです。

夫貴人前居 それ貴人の前に居ては
顕露不得立 顕露に立つことを得ざれ
遭道路跪過 道路に遭うては跪いて過ぎよ
有召事敬承 召すことあらば、敬ってうけたまわれ
両手當胸向 両の手を胸にあてて向かえ
慎不顧左右 慎みて左右を顧みず
不問者不答 問わずんば答えず
有仰者謹聞 仰せ有らば謹んで聞け

人耳者附壁 人の耳は壁に付く
密而勿讒言 密(かく)して讒言すること勿(なか)れ
人眼者懸天 人の眼は天に懸(かか)る
隠而勿犯用 隠して犯し用いること勿れ
蓄悪弟子者 悪しき弟子を畜(やしな)へば
師弟堕地獄 師弟地獄に堕(を)ち
養善弟子者 善き弟子を養えば
師弟到仏果 師弟仏果に到る
不順教弟子 教えに順(したが)わざる弟子は
早可返父母 早く父母に返すべし
不和者擬冤 不和なる者を冤(なだ)めんと擬すれば
成怨敵加害 怨敵と成って害を加ふ

教えに順わざる弟子は、早く父母に返すべし(笑)

江戸時代は義務教育ではありませんでしたので、やる気のない子供には厳しく対応していたそうです。
義務教育であるが故に起こっている弊害もありますので、一概に昔の教育だからと馬鹿にする必要はありません。

まとめ

実語教や童子教は人間力を形成していく上での大事な教えとなるものです。
これを機に改めて勉強しなおしていきます。

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