世界幸福ランキング

世界幸福度ランキングというものを耳にしたことはありますか？

これは毎年国際連合のSDSN（持続可能な開発ソリューション・ネットワーク）が発表する、「幸福度調査の報告書」のことです。

対象国で実施した世論調査をもとに、「自分の幸福度は0～10のどの段階か」という自己評価した主観の平均に加えて、以下の6項目のデータを研究者チームが分析してランキングにしたものです。

• 1人あたりのGDP

• 健康的な平均寿命

• 社会的支援

• 人生選択の自由度

• 寛容さ、気前の良さ

• 腐敗認識度

毎年3月20日の「世界幸福デー」発表されており、今年の3月20日に発表されたランキングによると上位10位まではこのようになっています

1位　フィンランド
2位　デンマーク
3位　アイスランド
4位　スウェーデン
5位　イスラエル
6位　オランダ
7位　ノルウェー
8位　ルクセンブルク
9位　スイス
10位　オーストラリア

気になる日本は・・・51位です。
昨年の47位から少し順位が下がっていました。

日本は特に30歳以下の幸福度ランキングが世界73位と低く、若い世代の人生に対する満足度が低下していることが示唆されています。

なんとフィンランドは7年連続1位、デンマークは6年連続第2位をとっています。
また、上位は北欧諸国が多くランクインしています

上位のフィンランドやスウェーデン、ノルウェーなどは社会保障制度が充実していることで有名です。

北欧の福祉は、「高福祉・高負担」と言われ、国民は高い税金や社会保険料を負担していますが、その分社会サービスが充実しています。

北欧の社会保障についてはまた次回ご紹介します。

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