今こそ取り組む採用ブランディング

「売り手市場」「買い手市場」という言葉があるように採用は需要と供給のバランスによって取る手段は変わってくる。
今年の初めまでは求人倍率も1.6倍を超え、採用しづらい環境が続いていたのは記憶に新しい。2011年くらいから上がり続けた求人倍率を背景に「採用ブランディング」に取り組む企業も増えた。マーケット全体が伸びていたり、構造的な原因で人が採りにくいので「いかに自社の魅力を伝えるか？」ということを考え、理念やビジョン・ミッション・バリューの策定や採用コンセプト策定に取り組んだ。

急激に求人倍率が下がっている今こそ採用ブランディングに取り組むとこれまで以上の成果を出せる。環境が激変している今、採用するということは「積極的に投資」をする会社であるということ。事業戦略や採用への考え方が色濃く出る環境。

今、採用ブランディングに大切なのは「募集の背景」。
これを定量・事実で伝えることがブランディングに直結する。

①理念
②ビジョン
③事業戦略
④経営計画
⑤実行計画

これから自社はどこへ向かうのか。
理念・ビジョンを源流とした事業戦略・経営計画を定量・事実で丁寧に伝えることが求職者へ一番ストレートに伝わるメッセージ。

事業ブランドと採用ブランドが一致する環境だということ。
今こそ経営メッセージを発信するとき。