タスク管理

タスク管理とは「忘却する」スキル

みなさんはタスク管理、してますか?

「タスク管理をして仕事が早くなった」とか「ミスが減った」とか、そんな表面的なタスク管理をしていませんか?

タスク管理の本質は「幸福の最大化」というところにあります。

目次

1.タスク管理の本質とは
2.タスク管理で土日が楽しくなる

※本記事は「モテたいならタスク管理をしよう」というふざけたスライドが元なので、かなりラフです

1.タスク管理の本質とは

【なぜタスク管理が必要なのか】

仕事ができる大人は、みんなこう言います。

「タスク管理をしよう!」

ですが、タスク管理をする理由を聞くと

「効率がよくなるから?」

「ミスが減るから?」

と答えます。

オレから言わせれば、それはあめぇ!!!

って感じです。

確かにタスクが一覧で見えるようになり、副産物的な効果として効率が上がりミスは減少するでしょうが、そこは成果の一部でしかありません。

【タスク管理は効率化に一役買うが…】

タスク管理は確かに効率化を推進してくれます。

ですがぶっちゃけた話、頭の中のタスクを全て書き出し並べ替えたところで、優先順位を可視化できるくらいの成果しかありません。

多くの書籍やサイトでは「効率化」を謳っていますが、「タスクを管理する」という手間が増える以上多少優先順位が可視化されたくらいでは、効率化された時間とタスク管理に要する手間同士で相殺されてしまうでしょう。

ただし「ミスが減る」というのは効率化とはまた別の論点で、これについては正しいところだと思います。

【大事なのは全思考を頭の外に出すこと】

ビジネスシーンにおけるタスク管理をする最も大きな意味合いとして「生産性を向上」させることが挙げられます。

効率化=防御力アップ(受けるダメージを小さくする)

とすると、

生産性向上=パワーアップ

といった具合で、自らの能力を飛躍的に向上させられます。

この本質的な価値を最大限享受するためには「頭の中のタスクを全て外に出す」ことが重要で、言ってしまえば「記憶の外付け化」ができるかどうかが一番のキーになってきます。

【記憶の外付け化とは】

「記憶の外付け化」について上述しましたが、ようは頭の中で覚えておかなければならないことを、全てツールに依存させる、ということです。

人は多くの時間、潜在意識下で

「あれをやらなければ」
「これをやらなければ」

と、次に消化しなければならないタスクについて考えています。

これはビジネスシーン以外でもいえることで、

「トイレットペーパーが切れていたから、帰りにコンビニで買わないと」
「友達に今度の旅行の件で連絡をいれないと」

というように、あらゆるタスクが頭の中に散らばっており、意識せずとも潜在的にそのタスクのことを考えてしまっている場合が多いです。

高次なレベルのタスク管理では、この脳内のタスクを全て頭の外に追い出します。

【PCで例えると分かりやすい】

先の説明で理解しづらかった方のために、PCに例えてみましょう。

脳内の記憶のストレージに不用意に散らばっている情報を全て、外付けHDDにデータ移行した後、データの整理を行うイメージです。

こうすることで脳、上述したイメージでいうところのCPUがサクサク動くようになるわけです。

【タスク管理はゾーンを誘発する】

スポーツ選手が極限の集中状態に入ることを「ゾーン」といいますが、この高次なレベルのタスク管理を行えるようになれば、ゾーン状態に入ることもそこまで難しくありません

現に私はその日の具合(睡眠時間や体調)にもよりますが、入ろうと思えばかなりの確率でゾーンの手前の状態「フロー状態」に入れるようになりました。

2.タスク管理で土日が楽しくなる

【「一時的な記憶の忘却」という悪魔的スキル】

これまでビジネスシーンでのタスク管理の有用性について説明しましたが、タスク管理はプライベートタイムをも充実させてくれます。

高次なレベルのタスク管理を行えるようになると、意図的に「一時的な記憶の忘却」という悪魔的なスーパースキルが身につくのです。

例えば金曜日に上司から

「来週の月曜、先方のところに行って謝ってこい!」

という気が滅入ってしまう指示が下ったとします。

その週末にあなたは友達と伊豆旅行に行く予定でした。

さて、あなたは伊豆旅行を存分に満喫できるでしょうか。

【人間の性(さが)】

当たり前ですが、旅行中くらい嫌なことを忘れて楽しみたいですよね。

ですが人間は生まれてから「考える努力」ばかりさせられてきて、「考えない努力」はまるっきりしてこなかったわけですから、考えまいと思っても脳がそれを許してはくれません。

あなたは月曜日、先方に怒られることにびくびくしながら伊豆旅行に行かなければならないのです。

こんな哀しい事態も、タスク管理による「一時的な記憶の忘却」スキルが身についていれば避けられるというわけです。

いったん月曜のことは完全に忘れて土日を楽しみ、月曜の朝にリマインドされてから気を滅入らせる。という、ドラえもんの道具に出てきそうな悪魔的スキルと言えるでしょう。

【タスク管理を習得すると余暇を最大限楽しめる】

上述では少し大げさな例を出しましたが、例えばアフターファイブの飲み会の時、恋人と過ごしている時間、その他あらゆるプライベートタイムでこの悪魔的スキルは役立ちます。

当然ではありますがストレスの元自体を忘れてしまっている状態のため、過度なストレスがかかった時の自己防衛手段としても有用です。

みなさんは記憶力ばかりを鍛えてしまい、覚えていたくないことまで記憶のすみに残ってしまっていませんか?

そんな方はタスク管理で、忘却のスキルを鍛えてみてはいかがでしょう。

※追記【実際の手法はコチラから】

思いの外バズってしまったため、実際の手法についても書きました。

よろしければコチラもあわせてお読みください。

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