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自分にとって、最適な学び方を見つけた子の成長スピード

人は、誰一人として同じ人はいませんね!誰にも自分にしかない特技があり、苦手なこともある。好きなことや好きなものが違ったり、容姿もこれまでしてきた経験も違う!

でも、学校では、みんな同じように指導する。そりゃそうだ。目の前に40人いれば、一人一人に合わせていくことなんて難しいから、一人一人に合わせていくなんて無理!

最近は、個別最適な学習や個に応じた指導、個性を生かす指導などといった言葉がよく使われるが、本当にこれがもっともっと広まっていったらいいと思う。

そんな中、私が経営するフリースクール・学習塾「Study Base」では、一人一人に合わせた指導を本当に大切にしている。
その一例を紹介する。

絵を描くのが好きな子の学び方

 絵を描くのが好きな子、学習した内容を自分なりに絵に表して、吹き出しも使ってまとめていく。これが最高のアウトプットになって、一気に考える力や知識がついてきた。たまに、先生の言ったことを真似して、キャラクターなどが言っている風のイラストにかいてまとめることで知識が、本当に自分のものになっているように感じる。

その子は、絵が好きなので、先生から聞いたことを絵に書いてまとめるために、先生の話を一言一句聞き逃さないようにして聞いていたり、いい絵にするために、理解しているのかを自問自答して、わからなかったらわかるまで質問する。
これこそ、主体的な学習者だと思う!!
先生から、知識を浴びせられるのではなく、自分から知識を掴みにいっているあたりが素晴らしい!
おまけに、表現力も身に付く!

学校で授業中、ノートに絵を書いたことがある人、一度は経験があると思う。先生や親に「何を落書きしているんだ。」と怒られてしまう。でも、その子にとっての最適な学び方かもしれない。
だから、単にサボっているのか、学び方を工夫しているのかをよく見極める必要がある。

ちなみに、この子は、この勉強法で成績の伸びが上がっただけでなく、自分の学び方を見つけることができたことで他の教科や学習への取り組みが変わって、大切なものを手に入れました。

教育に正解はない

教育に正解はない!とはよく言われたもので、学び方にも正解はない!

だからこそ、子どもたちの学び方を制限しないで、自分に合った学び方を見つける機会をたくさん与えたらいいと思う。

「宿題は、家に帰ったらすぐにやりましょう。」ではなくて、自分の好きな時間にやるのでもいい!
もしかしたら、朝に宿題をやる習慣を身につけた方が、成績が上がるかもしれないし。

だから、自分で最適な学び方を見つけていくためのサポートをしていくことやその視点を教育者が持っているといいのではないかと思います!

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