寝台列車の魅力〜今や日本で唯一のサンライズ号〜

こんにちは。

大東 直人です。

旅行好きな私は、度々ホテルや新幹線などの記事を書いているが、今日は寝台列車について。

寝台列車に乗って旅をしたことがある人は何人くらいいるだろうか?というのも、一昔前は、各路線で寝台列車がいくつかあったのだが、実はいまある寝台列車は1路線(正確にいうと2路線)のみなのである。

その名も「サンライズ瀬戸号・サンライズ出雲号」。東京から香川県の高松市、島根県の出雲市を結ぶ、寝台特急列車である。この列車は、東京を14両で出発し、東海道本線を走り西へ、山陽本線の岡山駅で、瀬戸号と出雲号に分かれて、四国と山陰方面を分かれるというルートになっている。

寝て起きたらそこはもう目的地♪

21時50分に東京駅から出発するサンライズ瀬戸・出雲号は、東海道本線をひたすら西へ走り、明朝6時27分に岡山駅に着。そこで北へ向かうサンライズ出雲と、南へ向かうサンライズ瀬戸に分かれて、目的地へ向かう。島根県出雲市に到着するのは、9時58分。香川県高松市に到着するのは、7時27分。ちなみに、私の地元に到着するのは、9時3分(笑)

起きたらもう目的地ということで、時間を有効活用して移動できるのが寝台列車のいいところ。目的地で名物の朝食を食べて1日をスタートするのもテンションがあがる。香川はうどん、出雲はそばという麺類で朝をスタート!

選べる客室!快適な旅ができる!

サンライズ出雲・瀬戸号は、全14両、各号7両ずつになっているのだが、いろんな座席(部屋)が用意されている。全6種類の客室。

中でも、一番いい客室は、「A個室寝台一人用(シングルデラックス)」優雅にくつろげるように、この部屋のみ専用のデスクと洗面台がついているという。もうビジネスホテルといっても過言ではない。

2人用の客室や、一番リーズナブルで利用できる「のびのび座席」というのは、カーテンで仕切られる2段ベッドのような客室もある。こちらはセキュリティは自己管理であるが、「乗車券と特急券」のみで利用できる為、より安いところが魅力的。

https://www.hankyu-travel.com/kokunai/train/sunrise.php(参考)

ラウンジとシャワー室も完備!!

客室もしっかりありながら、お酒を楽しむことができるラウンジや、カード購入で利用できるシャワー室もある。これはまさに動くホテル!!

特に島根県出雲市は、縁結びで有名な「出雲大社」があり、多くの女性旅行客が訪れることで有名だ。女性にとって、シャワーがあることは必須だし、個室もたくさんあるので、セキュリティ面でも安心。飛行機だと、羽田ー出雲でJAL便があるが、時間を有効活用して、金曜の仕事終わりに、サンライズ出雲号に乗り込み、そのまま朝から出雲観光を楽しむというのもナイスなプランではなかろうか。

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いまや日本唯一となってしまった寝台特急列車。鉄道ファンの間でも人気のこの列車について書いてみたが、願望は知識。乗りたくなったーー。コロナで地元に帰れない日が続くが、無事落ち着いて、山陰に帰れる日がきたら、このサンライズ出雲号を利用して帰ろうと思う。

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