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寝る前のおはなし

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ちょっとしたお話
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かみさまとおはなし

かみさまとおはなし

かみさまに、
「私だけを贔屓にしてください。私だけを大切にしてください。私をいちばんに愛してください」
って言ってん。

(かみさまには、何を言うてもええんや。
かみさまやからな。)

そしたらな、かみさまに言った通りになってん。

私は私をめちゃくちゃ贔屓にして、私だけを大切にして、私をいちばんに愛している。
そしたらな、「この世でいちばん大切な存在である私」が存在している世界のことがめちゃくち

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神社のかみさま

神社のかみさま

学校の門を入ったかどうだか、あちこち適当に歩いて、私は神社にいた。
神社になら制服のまま誰とも何もしないでいさせてもらえるだろうと、なんだか「目論み」があるような気持ちで、その上に加えて「説教されたりとか面倒なことになるんじゃないの?」と四方八方に疑いを撒き散らしながら境内の端っこにしゃがんでいたら、「住職」みたいな格好をした恰幅のいいおじさんが歩いてきて「こんにちは。学校は?」と聞いてきた。私が

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かみさま と 優しげな悪魔 と

忘備録: かみさまと、優しげな悪魔と

かみさま、私嫌いな人だらけなんやけど、どうなってんの?

と聞いたら、

「嫌いなものを嫌いと言えるようになってほんま、良かったやん。少しだけ安心が増えたな。」

と返ってきて、まあ、その通りや。

かみさま、私嫌いな人のことを「嫌い」と言わんとおれんのやけど、まあさあ、多少は我慢するけどさあ、やっぱり言わんとおれんわ。

と言ったら、

「あんたはあんたが

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はる のはなし

はる のはなし

「はる」って名前の子がいてさ、私はその子がどんな子なのか、ちっとも知らないんだ。
いやさ、ちっとも知らない「はる」の話をするなんて、変だと思うだろ?

ま、「ちっとも知らない」っていうかさ、「ちょっとは知っている」ってわけだけどね。

「ちょっとは知っている」って、「はる」の何をちょっと知っているかってさ、私が知っているのは2つのことだよ。今日は、ちょっと知っている2つのことのひとつ目の話をしよう

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