見出し画像

【危機一髪】耳をすますと【注意喚起】

家を出て数100m。
信号待ちで顔を見合わせた夫婦。

一家で車でお出かけした時、事件は起こりました。

ボンネットから聞こえる子猫の鳴き声。
窓を開けて、道路脇の駐車場に入れてみると、確かにあの鳴き声が。

その場で出したらおそらく母猫のところまで戻れません。
覚悟を決めて、来た道をゆっくり戻り、自宅近くの車の転回スペースへ。

自宅の駐車場も考えたのですが、車や猫に万一のことがあって、助けを呼ばないといけない状況になっては狭いので、広めの場所に駐車。

すぐにエンジンオフ。

聞こえました。まだあの声が。

車の下から覗いても見えません。
ボンネットを開けてみると、さっと茶トラの子猫が下に潜っていきました。

飛び出してくれたら良かったのに、と思いながら、ボンネットに支えを入れて「ねこ〜」と呼んでみるも無反応。

ギッチリと詰まったエンジンルーム。
整備士さんはすごいなぁ、という感慨に耽る間も無く、角度を変えながら夫婦で捜索。

うっすら毛の先のようなものが奥に見えるも、確信は持てず。
再び車体の下から覗いてみるも、姿は見えず。

そんな時に役立ったのが虫取り網。
子育て世代の車にはこんなものが載っています。

網自体は隙間に入るわけはないので、柄の方をそ〜っと隙間から毛先が見えるあたりに。

にゃ。

優しくツンツンしたら、降りてくれました。


うちの車から降りて、近くに止まっていた軽自動車の下に潜り込んだ子猫。
気になったので、用事が済んでから見に行ったのですが、いなくなっていました。
生後2ヶ月弱くらいの子だったので、しばらくは気をつけようと思います。

お家の周りの子猫にはご注意下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?