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【読書】どう読む?

図書館の新刊コーナーに並んでいた『瞬読』と『ちゃんと読むための本』。
「一瞬で読む」と「ちゃんと読む」。
面白そうだったので、両方借りて読んでみました。

①1日3分で読めるコツがゼロから身につく!瞬読 見るだけノート

本書は、瞬読の解説に加え、後半はトレーニング問題が収録されています。
本を速く読み、記憶に残るスキルを身に付けるためのものになっています。

本書自体も読んで欲しい部分が強調され、イラストも豊富。
さらっと読めます。
読書についてのハウツー本自体、今回初めて読みましたので、比較して読みやすいかどうかは判断できませんが、さらっと読めましたし、記憶に残すノートの書き方などは参考になりました。

②ちゃんと「読む」ための本 人生がうまくいく231の知的習慣

「タイパ」という言葉を知って以来、私自身もずいぶん「時間」に縛られた生活をしてるなと感じることがよくあります。
「家事をしながら動画を1.5倍速で」と「読書」とを比べると、確かに読書はタイパがよくないかもしれません。
しかし、読書は情報を得るためだけにあるものではありません(情報を得ない読書は価値がない、と考える方もいると思いますが)。

本書は習慣づくりの本です。
デジタルとの間合いをつかむ「生活」の習慣、新たな視点を得るための「収集」の習慣など、「文章」を生業として扱ってきた著者が実践し続けている習慣がと各章ごとに紹介されています。
本の最初から最後までをじっくり読むという話ではなく、「ざっと読む」ことにも触れられています。

自分の読む習慣の見直しになりました。

おわりに

古文や漢文、英文(外国語)など読み方は学校で教わりましたが、読書の仕方って学校では教わらなかった気がします。
夕食の話題に小学5年生の息子に聞いてみましたが、読書の仕方は教えてもらってない、と言っていました(私の記憶だけでなく、わが息子の証言もあやしいですが)。

読書の仕方ではありませんが、学生のときに師から研究の仕方について、丁寧な指導を受けました。
今でもベースとなっているのはそのころの読書方法(研究者倫理から実用的な記録の方法、論文記載時の注意点など)です。

忙しさにかまけて30代はあまり読書をしませんでしたが、自分にとってよりよい読み方になるよう更新しながら、今後も読書を楽しみたいと思います。


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