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【読書記録】『その本は』

絵本作家ヨシタケシンスケさんと芸人(?)又吉直樹さんの共作『その本は』を読みました。
*帯は大人気絵本作家×芥川賞作家となっています。

死期が近づいた本好きの王様に命じられ、二人の男たちが本を探す旅に。
帰ってきた男たちは、旅路で見つけた「その本」の話を王様に聞かせます。

落ちは、読み始めてすぐに想像できたのですが、何せ180ページほどある本です。
実に想像力豊かに、様々な「その本」のことを語ります。

読みながら、昔子どもと一緒に見たEテレの「みいつけた」という番組を思い出しました。
子どもが本に見立てて両手のひらを広げて架空のお話を作っていく、「おててえほん」というコーナーがありました。

帯の「抱腹絶倒・感涙必至の本の旅」という言葉はだいぶ盛られていますが、休日に、コーヒーを片手に、何も考えずに読むにはちょうどいい本でした。

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