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【子育て】子ども向けではない宮西達也(みやにし たつや)さんの本【図書室】

子どもへの読み聞かせ。
人気作家のシリーズ本は自然と手に取る回数が増えるものですが、中には読み聞かせをするであろう親を想定して書いていますよねという作品があります。

昨日読んだ、みやにし たつやさんの本『パパはウルトラセブン』『パパはウルトラセブン・ママだってウルトラセブン』もそのタイプでした。
ふしぎなキャンディーやさんなど、宮西さんの本は息子たちも大好きなのでこれまでも読んできたのですが、人気作の為かこの2冊にはなかなかお目にかかれておらず、昨晩一緒に楽しみました。

読んでみた感想としては、この本、タイミングを選びますということが言えます。
できれば何にもなかった普通の日に読むといいです。

パパの、ママの、お母さんの、お父さんのわが子への思いが子どもにも伝わるように(伝わって欲しいなという思いで)描かれていますので、叱った後に読むのはこの本の魅力が半減します。

子どもが大人であれば、タイミングを選ばずに楽しく読んで、すっと内容を受け取ってくれると思いますが、叱られた後に子どもへの愛を表現した本を読んでも何かいやらしい気がします。

子どもに読み聞かせというよりは、最近叱りすぎているかなと思ったら、親が読むとよい本なのかもしれません。
(昨日は子どもが寝た後に、もう一度一人で読んでみました。)


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