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仕事が白紙になった件について

みなさんこんにちは、こんばんは。
久しぶりに文字で語ってみたくなったNバクです。

思い返すとNバクは、今から2年と8か月前、
2020年の4月からYouTubeの定期投稿を開始しました。

最初は20人くらいのチャンネル登録者の中、誰が見てくれているかわからない状態で動画を更新する日々。

シナリオが思うように書けなくて何度もボツにしたり、声の収録がうまくいかなくて撮り直したり、音声編集に苦労したり、アニメーション制作に時間をかけすぎたり。

何ひとつ思い通りにいきませんでした。

よく考えたら、そもそも私はずっと看護師として仕事をしてきたのであって、物書きとしてお金をもらったことはないし、喋るプロでもないし、SNSの使い方もよくわかっていない。

当然お金なんて1円も稼げないし、身内や仲間からは心配されるのを通り越して「まぁ…いろんな人生があるよね…」的に、そっとされたのを覚えています(笑)

Nバクの軌跡

Nバクの成長はYouTubeチャンネルの成長と共に振り返ることが多いですが、YouTubeの登録者が増えるにつれて、YouTube以外のフィールドにも活動場所を広げていきました。

2020年4月 NバクYouTubeチャンネル開設
2020年9月 YouTube登録者数10,000人突破
2020年10月 セミナー講師デビュー
2020年12月 個人向けコンサル開始 
2021年4月 雑誌「Visionと戦略」にて年間連載開始
      YouTube登録者数20,000人突破
2021年5月 雑誌「看護技術」にて年間連載開始
2021年9月   YouTube登録者数30,000人突破
2022年3月 「新人ナースあるあるの森」(共著)出版 
2022年6月  YouTube登録者数40,000人突破
2022年7月 「仕事も人間関係もうまく行く方法を語ってみた」(単著)出版
2022年11月 法人向けコンサル(業務改善・人材育成)開始

©︎N-baku

私自身が思い描いていたよりも遥かに早く、そして広く。
「Nバク」の活動が広がり始めました。
多くの方に存在を知っていただき、自治体や各種協会や学会からのご依頼で、セミナーや講演を行う機会も増えました。

「今働く現場に必要なのはあなたのような存在だ」と、熱い言葉をいただくたびに背筋が伸びました。

そんな矢先の出来事


来年2023年の春から、とある出版社で年間連載を持たせていただく予定で企画が進んでいました。

編集者の方の熱い想いを受け取ってお引き受けさせていただくことに決め、連載テーマやタイトルを練っていきました。

ただテーマを決めるだけではなく、誰に向けてどんな内容をどんな切り口で書いていくか、何日も考え抜きました。
そして、これから二人三脚になっていくであろう編集者の方ともメールやZOOMでの打ち合わせを重ねました。

熱いパッションを度々伝えてくださる編集者の方は、こんなことをおっしゃっていました。

「これからの時代、肩書きや権威性よりもはるかに重要なのがコンテンツの中身です。Nバクさんが語る内容や切り口はこれまでになかったものです。一緒に新しいことがしたい。」

震えませんか。
静かに武者震いするしかありません。

Nバクの理念やビジョン、Nバクにしか出せない価値の部分を順に言語化してくださるその編集者の方の熱い思いをしかと受け取り、感謝を伝えました。

ただ、この連載のお話。

最終決定の段階で完全な白紙になったと、先日編集者の方から報告を受けました。

企画自体を白紙にすることを決定したのは上層部で、現場の編集チームとしてはわけがわからない状態だと。
そして、とても無念だと、深々と謝罪をされました。
なんとも切なくなるほどに、私以上にショックそうで残念そうでした。

上層部からの詳しい説明はなかったものの、編集者の方々が推察した白紙理由としては、「顔と名前を出していないから」ということ。

素性を隠している人間が発信する情報に説得力がない、ということです。
Nバクの現状の活動では、まだまだ何もかもが足りなかったわけです。

私はやけに冷静でした。
今回の白紙案件で私が改めて感じたのは、以下の2点です。

❶Nバクの圧倒的力不足
❷業界上層部の閉鎖的なスタンス

まずはなにより、Nバクの力不足が大きい。
認知不足もさることながら、実績も足りていません。

むしろ、まだまだ無名のNバクを起用してくださっている出版社や企業がチャレンジャーなのであって、まだまだNバクの実力は微々たるものです。

時に、Nバクの活動を「新しい風」や「革命」と表現してくださる方がいらっしゃいますが、無名のNバクと一緒に仕事をしようと言ってくださる方々のマインドが革命的なのです。

ここに報いる活動をもっともっと積み上げていかなければと、改めて決意しました。

そして、医療業界・福祉業界・看護業界の旧態依然のスタンスについては、
私も看護師のはしくれです。
「ここはそういう場所だった」と、改めて思い返していました。

どこの大学のどんな研究室に所属しているのか
資格や肩書きはどの程度あるのか
これまで発表した論文の数は?

文章を書いたり講師をしたりするなら、これらが何よりも大切です。
コンテンツの中身よりも、ビジョンよりも、実践能力よりも、輝かしいパッケージの方が重要なんです。
ここは、いくら時代が進んでも変わっていない。

出版社の方々の無念そうなつぶやきを嗜めるように、私の口からこの業界に働く慣性の法則らしきものについて丁寧に説明していました。

これは、足掻いても仕方がない現実でした。

活動の方向性を見直すときが来た


Nバクも、そろそろ活動の方向性を見直す時が来たようです。

時間は有限なので、自分の影響力が及ばない外部要因に対してネガティブ思考に陥っているヒマは1秒もありません。

なので、今現在Nバクと手を組みたいと言ってくださっている企業や病院・クリニック・個人の方々と、より強固な信頼関係を築きながら、Nバクにしかできない仕事を続けていこうと思います。

この先「一緒に仕事をしよう」とフェアな関係で手を取り合えるお相手と、しっかりと良いものを作っていきたいと思います。

自分の価値を見失わないように、自分にしかできない仕事を追求しながら前に進んでいきます。

活動スタイルは変えません。
ただ、縁が薄いと感じる場所をむやみに追いかけることもしません。
求められる場所で、ただただ咲こうと決めました。

さらに、悲しいコメントに奮起

上記のお話をYouTubeで語ったところ、

Nバクさんのような活動するなら
やはり大学院で学ぶ必要もあるのではないでしょうか?
学びの深さは透ける事がありますからね

というコメントがきました。

正直、ぶっ飛びました。
ひっくり返る勢いでした。

Nバクの発言に説得力を持たせるために大学院に行くなど、まさに本末転倒です。
アカデミックなアプローチとはまるで違うベクトルから別の種類のエネルギーを放っているのがNバクの存在意義であり、ここをご理解いただける方にNバク動画をご覧いただきたい、と思います。

学びが深い、権威ある方の論文や書籍、有料セミナーなどへどうぞ。

改めまして、私が今この手で迎えに行ける未来を確実に迎えいこうと思います。
みなさま、メリークリスマス。
そして、良いお年を。

Nバク



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