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医療従事者のセカンドキャリア

私が社会人になった頃は、国家資格を取って「手に職」を身につけた人は、一生涯その仕事を続けるもの、という風潮がありました。

医療の仕事はやりがいの宝庫で、人の生死が毎日目の前にあるもんだから、誰一人妥協なんてできません。

仕事は質かスピードか、なんて愚問中の愚問で、「両方」取りに行かないと、目の前の尊い命を守れません。

人は、結構簡単に死にます。

そんな感じで毎日過ごしていると

「自分の人生をどう創っていくか」
「明日死んでも悔いのない生き方ってどんな生き方だろう」


と、自然に考えるようになるもんです。

「手に職」を一旦脇における余裕はあるか?

一般企業の終身雇用制度が崩壊して、大企業のリストラが始まり、中小企業はバタバタと潰れていく時代に突入していく傍らで、時代はどんどん前に進みます。

あらゆるものが飽和して、物質的には満たされていくけれど、「幸せ」や「豊かさ」についてふと立ち止まって考える余裕はなくて、どんどんすり減っていく。

これは一種の「現代病」みたいなもので、多かれ少なかれ、誰もが感じたことのある感覚だと思います。

この「よくわからない漠然とした不安」を抱えながら、それでもその場所でしっかり立ち続けられるか、それとも大した伸びしろもないのにしがみついてぶらさがるか、もしくはそのまま枯れていくか。

これを自分自身で選ばないといけないわけですが、
私の場合は一旦「看護師資格」を脇において、「Nバク」になりました。

複数の事業を立ち上げて、自分の力で仕事を取りに行く「起業」という道を選びました。

結果として、仕事とプライベートの境界はめちゃくちゃ曖昧になったし(もはやオンとオフは分けていないレベル)365日休みはなくなったし、看護師をしていたときに比べて、なぜか周りに心配される頻度が増えました。

でも、とても豊かです。
幸せです。

臨床工学技士なのにパプリカを育てる友人

もうひとり、セカンドキャリアなのかサードキャリアなのかもはや謎の同志を紹介したいと思います。

私がNバクになりたての頃、「一緒になにかやりませんか?」といきなり声をかけてきた、「Kさん」(@Kmedicalcreator)について。

あ〜・・・これはきっとビジネス系の詐欺かもしれない。
Twitterってやっぱり怖い場所だ・・・

と思いながらも、話してみるととてもいい人で、なぜか臨床工学技士なのに、農業に勤しんでいました。

謎。

謎すぎてよくわからないので、とりあえず同盟を組んで、コンビ体制でインスタライブやり始める、という企画をスタートさせたのが2020年6月。

Nバクの活動を開始して、わずか2〜3か月です。
非常にお目が高い。←

そんな彼が、この度「トリカジ。」という謎のサービスを立ち上げました。


「トリカジ。」というサービス名に、「採りたてをかじる」「とびっきりカジュアル」という2つの意味を持たせようとする欲張りなところ、けっこう好きです。

そしてNバクに「トリカジ。」のロゴデザインオーダーが舞い込んだので、(Nバクは別名義でグラフィックデザイン事業を営んでおります)
誠心誠意作りました。

スクリーンショット 2021-09-02 3.35.09

一番こだわったのは「ジ」のカタチです。

新潟県の形にして欲しい
佐渡島を表して欲しい
粟島がかわいそう

というキテレツなオーダーを、すべて愛を持って受け止めました。
いえ、プロとして受け止めました。

オーダーの詳細画像はこれです。

↓↓↓↓↓

トシミチ

こわい。
筆圧がすごい。
なんか卑猥。

ともあれ、彼も「臨床工学技士」の資格を一旦脇において、今は野菜にぞっこんです。

自分の価値を最大化することが豊かに生きることなんじゃないかと、
「トリカジ。」のロゴを作りながら感じた、Nバクでした。

仲間の船出に乾杯。
私も負けずに進みます。


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