作家の筆箱の中身は?
作家志望さん必見?
西山の筆箱の中身をご紹介。
色々と使って厳選したらこんな感じにまとまりました。
■ペンケース
ペンケースはLIHIT LAB.(リヒトラブ)からコンパクトペンケースを使っています。
Amazonとかで1000円以内で買える安さと、コンパクトにまとまるのが魅力的。
■オロビアンコ フレッチャ(油性ボールペン)
イタリアのオロビアンコというメーカーの作るシンプルでオシャレなノック式ボールペン。3,300円くらい。
これを選んだ理由は3つ。
まず一つはジェットストリームのG2規格リフィルをノック式で使えるから。
やはりノック式の使い勝手は抜群です。G2規格を使っているペンは繰り出し式が多いのでノック式は嬉しい。
もう一つは形状がストレートでシンプルだから。
私はパーカーのように重心付近に膨らみのある形状よりもこちらの方が好みです。
最後に軽さ。
G2規格リフィルが使えるボールペンは基本高級機。なので無駄に重く、継筆能力に欠けます。
対してフレッチャは基本アルミ製なので軽く、ずーっと使っていられる。これがステキ。
弱点は、手にしてみると値段の割には安っぽく感じること。アルミだからね。しかたなし。
ただ遠目からの見た目だけはオシャレ。流石はイタリア製ってもんですね。
用途は主にしっかりと考えをまとめてプロットを書くとき、日記を書くとき、フォーマルな文章に書くときに使用しています。
こちら気分によってはOHTO社のセルサスと入れ替わりになります。
■パイロット ジュースアップ3(水性ボールペン)
水性ボールペンはジュースアップが超有能。
ただ何本も入れとくのは収納スペースを圧迫するので、多色タイプにしました。
説明不要の高品質の水性ボールペン。
それでいて550円。素晴らしいの一言。
主にゲラチェックやスケジュール表への書き込みに使用しています。
■プラチナ万年筆 プレピー 02(極細)(万年筆)
万年筆はプレピーこそ最強。
440円という安さで下手な高級品より書きやすい。
何が良いって一年インクが乾かない「スリップシール機構」が優秀すぎる。
あと書き味が異次元。
ステンレスのペン先は普通高い物でもガリガリ言って、下手をするとノートを切り刻むことがあります。
が、このプレピーだけは金ペン先のレベルでサラサラ行ける。
これで440円とか市場破壊でもするつもりですか。いやマジで最高です。
あまり万年筆に馴染みの無い人はピンと来ないかもですが、万年筆はとにかく軽い力で高速に文字を書けるのが強みです。
なので、主にアイディア出しで走り書きをするときに使います。
■ぺんてる オレンズAT(シャープペンシル)
もうシャーペンはコイツしか勝たん。
自動で芯が出る機構を搭載しながらこの細さと軽さ。素晴らしい。
この上位モデル?初期モデル?であるネロと比べてこちらの方が安っぽいですが、私はこちらで十分です。
2,200円とちょっと割高ですが、ノックによる集中力の阻害がない。
これはアイディアを出す時や集中している時にとにかくいい。
個人的には学生の時に出会いたかった。
勉強とかで芯が無くなりガリっとなるストレスがなくなりますからね。
だからこそ、学生さんは無理してでも買うべきペンだと思います。
鉛筆・シャーペンが必要なあらゆる場面で使用します。プロットを書く時も使ったりします。
■ぺんてる クイックイレーザー(消しゴム)
消しゴムはクリップ収納できるぺんてるのクイックイレーザー。
本来、アイディアやプロットを書く際は消さないことが基本です。
ただ、そうはいってもシャーペンで書いたものに修正が必要になるときはこちらを使用しています。
いろんなメーカーのものがあるにも関わらずコレを選んだのは収まりがいいのと、単に形がカッコイイからです。
■その他ツールなど
定規は区切り線や仕事での使用。
サインペンは別になんでも良かったのですが、急なサインや名前書きの時に。
カッターはとにかく小さく細いものをということで適当に選びました。
あとはテープのり。意外と使う。主に返信封筒とか。
■意外と安くまとまっていた
最初こそ筆箱の中身ン万円みたいなことやってましたけど、
「本当にそれが正しいのか?」
「安くたって良いものがあるし、安いもので本や脚本書けたら最高じゃないの?」
と思って選び抜いたらこうなりました。自分の使いやすさ重視。
全部で10,000円もいかないのがポイント。安ゥい!
形から入る事自体はあまりオススメはできませんが、これ一式揃えればフツーにプロが仕事こなしてるよ、と思って揃えてみるのもいいかもしれませんネ。
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