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【ミリタリーウォッチは】MWC SIEGERIN K.M. 【いいぞ】

ミリタリーウォッチは、いいぞ。

ということで最近脚本脚本漫画原作漫画原作脚本脚本脚本漫画原作漫画原作ウ゛ォ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!

……と延々と執筆仕事しまくってNoteの更新はおろかSNSもロクにしていなかった西山です。

SNSはXとかスレッズとかブルースカイとか多すぎてぶっちゃけポストする気が失せてきたので、せめてNoteはしっかりやろうかなと思った次第です。

で、久々の更新は最近買ったミリタリーウォッチカンパニー(以下、MWC)の「SIEGERIN K.M.」のレビューになります。

・MWC(ミリタリーウォッチカンパニー)とは?


MWCは1971年にスイスに設立されたミリタリーウォッチを主に販売している会社です。

日本では非常にマニアックな会社で、ミリタリー好きでも時計にこだわる人しか知らないかもしれませんが、確かな歴史と実績のあるメーカーです。

軍隊や警察機構にも提供しているほか、さまざまなアンティーク系ミリタリーウォッチを手の届く価格の範囲で、しかも精度高く復刻・再現版を出しています。

ミリタリーウォッチの中でもアンティークに足を突っ込んだものは本物を買うとエゲツない値段でしかも壊れやすいものです。

あとこれは個人的なオカルト感覚ですが……ガチで戦場で使われたのはこう念というか。説明しませんけどわかるでしょ?

なので、そちらは本気で好きでないと手が出せません。

しかしMWCについてはそういう心配はありません。一つ一つが精巧に再現されたもので、しかも安価かつ安心して使える。このメリットはかなり大きいと思います。

・SIEGERIN K.M.について

正式な名前は公式サイトによると

Siegerin Kriegsmarine (German Navy) WW2 Pattern Watch with 21 Jewel Automatic Mechanical Movement

となります。

日本語に直すと「スィーゲリン クリークマリーネ(ドイツ海軍)第二次世界大戦時腕時計 21石自動巻き機械式」ですね。

これを見て流石に「ナチの時計だ!」と言うホームラン級の無教養さんはココにはいないと思いますが、一応言っときますね。違います。

話を戻してこれは旧ドイツ海軍で支給されていた腕時計になります。K.M.というのがクリークマリーネ、つまり当時の海軍を表していますね。

スィーゲリンというのは支給したメーカーの事。意味自体は女性名詞で「勝利者」を意味しています。

名前の通りこのメーカーは女性士官向けの腕時計も作っていたようで、ググるとこのメーカー=女性兵士向けと書かれている記事もありますが多分誤りですね。

確かにそういう腕時計も作っていたようですが、海外サイトのマジもんのアンティークサイトの説明を見るに、このタイプについてはメーカーの違いでしかないと思います。

ミリタリーウォッチなのにクリーム文字盤かと疑問に思うかもしれませんが、これは外ではなく薄暗い艦内で視認性を確保するためです。陽の反射により地上あるいは上空の敵に見つからないように黒文字盤にする、という必要がありません。

現代で言うならオフィスワーク向けに最適というわけです。

・本物と見分けがつかない

販売サイトや海外のアンティークショップのサイトを見ましたが、この時計経年劣化を無視すると本物と見分けがつきません。てかそのまんまです。

それもそのはず、MWCはスィーゲリンの販売店であり生産を請け負っているので3、4割くらい本物と言って差し支えない……のかな?知らんけど。私は勝手にそう思っています。

とにかく再現度というかもう復刻?度がヤバい。手に取った瞬間大満足でした。

・36ミリというちょうど良さ

スペックはこんな感じ。

ムーブメント:
21石自動巻き・ハック機能付き
サイズ:
36mm(竜頭含まず)
39mm(竜頭含む)
厚さ:
13.5mm(風防含む)
ラグ(ベルト幅):
18mm
防水:
50m (5ATM)

この36ミリというサイズがかなりちょうどいい。大きすぎず小さすぎず。主張しすぎずしかしオリジナリティがある。

自動巻きということで時間がズレるのは仕方ないですが、私の個体自体は日差-10秒でおさまっています。精度たけーなオイ。

日常使いもいいですし、ビジネスの場でも全然使える。シーンを選ばず使えるミリタリーウォッチ。もうこいつ一本でいいんじゃないかなと素直に思います。

・唯一残念なのは付属のベルト

そもそもMWC製品全体に言えることらしいのですが、この腕時計で欠点を挙げるとするならばベルトです。

一見すると革の厚いいいものに見えますがこれがとにかく硬い。マッチョ向けなんかと思うくらい硬い。

なのでこれはもう交換前提でベルトを別に買った方がいいです。悪い事は言わない。いやマジで。

かくいう私も一緒にMWC製のNATOストラップを一緒に買いまして、こちらをつけました。

が、これもなんかしっくりこなかったので市販のセパレートタイプの黒いナイロンベルトにしました。

MWCの時計についてベルトはほぼ交換必須と思っていた方がいいかもしれません。

・MWCの時計はいいぞ

安価で憧れのアンティーク系ミリタリーウォッチに手が届く、と思ったら間違いなくここです。

他にも復刻系はナバルウォッチカンパニーや日本産だとM.R.M.W.(個人的にここも激推し)がありますが、「あの時代のこの時計が欲しい!」と思ったらココです。

買うときは私も購入した専門店で買うといいでしょう。(リンクはこちら↓)

注意点としては在庫がないとスイスから取り寄せなので2週間かかります。そこは覚悟しておいてください。

私は待ちました。その待っている間もウキウキしっぱなしでした。店側からのケアもバッチリだったので、専門店で買いましょうね。

もう一度言いますがミリタリーウォッチはいいぞ。MWCはオススメです!

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