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アーティストとの出会い①(A編)

今年の3月頃、ヒマだったもので持っているアルバムのデータベース化(といってもエクセルベースですが)をしていました。現時点(5/6)でアルファベットのUまで終わった時点で約2,000枚くらいだったんですが、ただデータベース化するのもアレなんで、それぞれのアーティストとの出会いや感想を書いてみようかという他の人にとっては全くどうでもいいであろう、個人的な備忘録です。ご興味がある方はどうぞお読み下さい。今回はアーティスト名A編です。

ABBA

私が洋楽を聴き出したのは1983−84年頃なんですが、70年代のアーティストでリアルに耳にした数少ないアーティスト。というのもCMで「ダンシング・クィーン」や「チキチータ」がガンガン流れてた記憶があるんですよね。だから後追いでも知ってる曲が多かった。キラキラした大人のポップスですね。後にイギリスでリバイバルブームを起こしましたが、80年代でもドクター&ザ・メディックスが「ウォータールー」をカバーしたりと、イギリスでの影響力はめっちゃ大きかったかと。近年ではマドンナの「ハング・アップ」でサンプリングした「ギミー・ギミー・ギミー」が有名かと。
好きな曲:Knowing Me, Knowing You

ABC

いまだに大好きなバンドの一つで、全作品コンプリートしている数少ない例。最初は「ルック・オブ・ラヴ」を後追いで借りたのかな。リアルタイムでは「ビー・ニア・ミー」の良さに惹かれて以後ガッツリ聴くようになりました。マーティン・フライの立ち位置って、スパンダー・バレエのトニー・ハドリーに近いよなと。
好きな曲:やっぱりBe Near Me

AC/DC

元々ハードロック系には疎い私ですが、彼らの「ブラック・イン・ブラック」がアメリカでは異常に売れているという話を聞いて、中古で同アルバムを聴いたのが最初。いや、多分リアルタイムで「ブロウ・アップ・ユア・レディオ」(88年)の頃にMTVとかで観ているはずですが、あまり覚えていない。で、「ブラック〜」ですが…残念ながらブライアン・ジョンソンの声が苦手で…。

Ace of Base

サラリーマン時代、1年下の後輩から「ザ・サイン」を聴かされたのが最初。その後アルバムを買いましたが、今一つピンと来なかった。が、今聴くとそんなに悪くないっす。
好きな曲:そりゃThe Sign

Adam & The Ants

音楽誌で過去の年間チャートを見ていると、やたらと彼らが上位にいたのでどんなんだろうと思いつつ長いこと聴く機会がなく、その後アダムがソロになってから…(次の項に進む)
好きな曲:Ant Music

Adam Ant

大ヒットした「グッディ・トゥー・シューズ」はリアルタイムでは聴いておらず、私が体験したのはもっと後の「ヴィヴ・ル・ロック」の頃。なぜかというと、85年当時彼はすでにオワコン扱いされていたんですが、「ミュージック・ライフ」誌のレコード評(当時、かなり信頼していた)が良かったのと、アルバム・ジャケがかっこいいなということで買って聴きました。で、良かったんでアンツ時代を含むベスト盤も聴いて、という感じ。この人のソロは割とハズレがないです。
好きな曲:Apollo 9

Adele

とにかく世界的に売れてるよ、と知ってからサードアルバムの「25」からのシングル「ハロー」を聴いたのが最初。以後後追いで過去作も聴いて、確かにこの人すごいなと。ただ流石に近年は同じ路線のようにも感じで食傷気味かも。でも間違いなくすごい人ですね。
好きな曲:Rumor Has It

Aerosmith

8歳年上の兄が、ファースト・アルバムを持っていましてそれを聴いたのが最初。リアルタイムでは再結成2作目の「パーマネント・ヴァケーション」から。いや、ランDMCの「ウォーク・ジス・ウェイ」の方が先だったかな?好きな曲は多いので後追いながらそこそこアルバム持っています。スティーヴン・タイラーの声は好き。
好きな曲:Jaded

Afrika Bambaata

アンチ・アパルトヘイト・プロジェクトである「サン・シティ」で名前を見たのが最初。音として聴いたのはそこから随分後で、クラフトワークをサンプリングしていると聞いて「プラネット・ロック」と、ジェイムス・ブラウンとの共演盤「ユニティ」を聴いただけ。割と最近になってPiLのジョン・ライドンとの共演を知って、その曲が一番好き。彼らはメリハリが効いてるのがいいですね。
好きな曲:World Destruction

a-ha

もちろん「テイク・オン・ミー」のヒットがリアルタイムでのきっかけ。1st アルバムはいまだに好きですね。その後は数枚しかアルバム持ってませんが、やはり1stがベストかと。
好きな曲:The Blue Sky

Air Supply

洋楽ファンには(というかAORファンですら)軽視されているイメージがある彼らですが、日本では夏といえばサザンと並んで人気があったように思います。名前だけを頼りに「ナウ・アンド・フォーエヴァー」を借りたのが最初。ところがこれ、後追いだったんですね。その頃のリアルタイムはベスト盤「渚の誓い」だったようで、そのために本当の意味でのリアルタイムは映画「ゴーストバスターズ」からの「アイ・キャン・ウェイト・フォーエヴァー」が最初。で、その後の新作「潮風からのラヴ・コール」を聴いて、「なんか違う」と思い、もっぱらアリスタ時代の初期3枚ばかり聴いています。
個人的に思い出すのは、当時ジャニーズが出てた番組を何気なく見てて、再現ドラマみたいなもののBGMで「ホワット・カインド・オブ・ガール」が使われていたこと。それでこの曲が特に好きになりました。
好きな曲:うーん、悩むけどやはりWhat Kind of Girlで

Alan Person's Project

リアルタイムで目にしたのは「ヴァルチャー・カルチャー」の頃。その後「ステレオトミー」などの新曲もテレビで目にしたものの、あまり印象に残らず聴く機会がありませんでした。で、ずっと後にベスト盤を中古で買ったものの、やはりあまり印象に残らず…。

Al B.Sure!

テレビでデビュー曲「ナイト・アンド・デイ」を見て、すぐに入手しました。アルバムも好きでよく聴いてましたが、セカンドが今一つでそれからは足が遠のきまして。でも1stは最高です。いまだによく聴いてます。アーティスト名は洒落てるよね。
好きな曲:Oooh This Love Is So

Alarm

多分最初に聴いたのは「スピリット・オブ・76」だったかと。ただ実際にちゃんと聴いたのは高校の先輩からアルバム「ストレングス」を聴かされたのが最初。以後はあまり縁がなく…。持っているアルバムもこれ1枚きり。確かに当時もよく言われていたようにU2がチラつくんですよね…。
好きな曲:Strength

Alison Moyet

ヤズー解散後にソロとしてポール・ヤングあたりとよく一緒に宣伝されていたのを見たのが最初(両者ともエピック・ソニーから出てた)。イギリスでもめちゃくちゃ売れているのは知ってましたが、実際に聴いたのはその少し後でシングル「イズ・ディス・ラヴ」。ライヴ・エイドでポール・ヤングと共演していたのを見たのが先だったかも。で、最初に手に入れたのはベスト盤だったんですが、なぜか見当たらず現在は「イズ〜」が入った「レインダンシング」のみしか持ってません。ヴォーカリストとしては好きなタイプです。
好きな曲:Is This Love

ALT

スピリット・エンズ、クラウデッド・ハウスのティム・フィンが参加しているバンドと聴いて買ったものの…印象に残っておらずあまり聴いてません。

Amateur Lovers

これまたマイナーなバンドですが、90年代にヴァージン・メガ・ストアでノーザン・アップロアなどと同じくパワーポップとしてプッシュされていて、その試聴機で聴いて気に入って輸入盤を買ったもの。ジェリーフィッシュやベン・フォールズ・ファイヴあたりに近い音楽性。その後国内盤が出て、10ccの「愛ゆえに」のカバーがボーナストラックで入っているのを知って後悔した思い出が。
好きな曲:Rubik's Cube

America

名前だけは知っていたものの、80年代は初頭しかヒットがなかったのでなかなか聴く機会がなかったバンド。ところがやはりヴァージン・メガ・ストアでとりあえず聴いてみるかみたいな感じでベスト盤を買ったのが運の尽き、ハマりにハマりました。やはり曲が良くてコーラスが綺麗だと聴いちゃいますよね。で、後追いでアルバム集めまくってて、いわゆるヒットメイカーの頃のアルバムは全部持ってます。三人とも曲が書けてヒットも飛ばしたという点でも特筆すべきバンドなんですが、一番好きなのは繊細なイメージのあるジェリー・ベックリー。
好きな曲:悩みますが、定番のVentura Highwayで。

Anita Baker

デビュー曲にして大ヒット曲「スウィート・ラヴ」の素晴らしさに惹かれてすぐにレンタル屋に行った思い出が。ただ子供には地味すぎて…。その後「ギヴィング・ザ・ベスト」がさらに大ヒットしましたが、なかなか聴くになれず。
好きな曲:Sweet Love

Andy Partridge

XTCは元々大好きだったので、彼の1st「テイク・アウェイ」がずっと聴きたかったんですが、レンタル屋にも全然なくて、ずっと後にやっとコンピ盤「エクスプロード・トゥゲザー」で「テイク・アウェイ」収録曲を聴くことができたのが最初。その後は彼のデモ音源集「ファジー・ウォーブルズ」シリーズも買いました。ソングライターとしては実はコリン・ムールディングの方が好きだったりしますが、やはりアンディのひねくれ具合は捨て難いです。ハロルド・バッドとの共演盤「スルー・ザ・ヒルズ」も買いましたが、こちらは今一つ。
好きな曲:Wash Away Tokyo Days

Andy Taylor

デュラン・デュランを脱退したときは意外でしたが、後にデュランのメンバーの中でも一番めんどくさい性格の人間であることがわかった人。で、脱退して割とすぐにソロ作を出したように思います。ソロ1枚しか持ってませんが、聴く限り確かにデュランでは彼の好みはやれなかっただろうなという感じ。デビュー・シングル「アイ・マイト・ライ」は好きな曲ではあるんですが、どうしても「イージー・ラヴァー」のハードロック・ヴァージョンのように聞こえてしまいまして。
好きな曲:I Might Lie

Animals

もちろん後追いですが。高校生の頃に第一次ブリティッシュ・インベイジョンのコンピ盤を借りて聴いたのが最初。「朝日のあたる家」と「悲しき願い」が入っていました。ちなみに「悲しき願い」はエルヴィス・コステロのカバーの方を先に聞いていました(いや、本当は尾藤イサオですね)。後にウォーを知って、そのヴォーカリストがアニマルズのエリック・バードンと聞いて二度びっくり。
好きな曲:The House of The Rising Sun

Arcadia

パワー・ステーションの後を追うように続いたデュランのサイモン、ニック、ロジャーによるプロジェクト。パワステも好きでしたが、こちらも何度も聴くうちにどんどん好きに。ファーストシングル「エレクション・デイ」は後の「ノトーリアス」につながるようなデヴィッド・ボウイ-ブライアン・フェリー的な路線でしたが、セカンドシングルの「グッバイ・イズ・フォーエヴァー」が大好きでした。
後にアルバムのデラックス盤が出て、その後もシングル「セイ・ザ・ワード」なんていうのを出していたとは当時は知りませんでした。
好きな曲:Goodbye Is Forever も良いですが、Keep Me in the Darkもぜひ

Art Garfukel

もちろんサイモン&ガーファンクルで知っていましたが。大学時代にたまたまアートのベスト盤を借りて(何で借りたんだろ?)、「ブライト・アイズ」や「ブレイクアウェイ」なんて曲が好きになって、その後ソロを買い集めました。ポール・サイモンよりソロ作は持ってます。個人的な思い出として、ベスト盤に入っていた「男が女を愛するとき」のカバーを気に入っていたんですが、何かの音楽雑誌でそのカバーが酷評されていてがっくりしたことが。
好きな曲:Breakaway

The Art of Noise

「ミュージック・ライフ」誌のレコード評で絶賛されていて買ったのがファーストアルバム。で、初めて聴くミュージック・コンクレートにハマり、12インチの「クローズ」なども買いました。当時はすでに最初のミニアルバム「イントゥ・ザ・バトル」は入手しにくくなっていて、結局いまだに持ってません(後にコンピ盤で全曲聴けましたが)。やがて「クローズ」がCM に使われたり、MTVで賞を取ったり、Mr.マリックが「レッグス」を使ったりとメジャー化したのが感慨深い。
好きな曲:A Time for the Fear

Asia

リアルタイムで聴いたのはサードアルバム「アストラ」から。前2作が大ヒットしていたので日本ではよく売れてたんですが、米英では大外れしたのが当時不思議で。ただ後追いで前2作を聴いてみて納得。流石に同じ路線3作は飽きられたんだなと。ところで「詠時感」という当て字を考え出したレコード会社の方はすごいね。
好きな曲:Wildest Dreams

Average White Band

AORの本などで知ったのが最初。90年代のポール・マッカートニーのバンドにヘイミッシュ・スチュワートがいたこともあり、興味はありつつもなかなか聴く機会がなく、割と最近ベスト盤を聴きました。感想は…うーん。ファンキーで嫌いではないんですが。

Aztec Camera

80年代、雑誌などで名前を見かける割にほとんど曲を聴く機会がなかったのが彼ら。90年代に入ってからクリスマス・コンピ盤に彼らの代表曲「ウォーク・アウト・トゥ・ウィンター」を聴いて気に入り、1stを手に入れましたが、あまり聴いてないですね。
好きな曲:でもWalk Out to Winterは好き


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