摂食障がいの克服175【ひとり上手な結婚】②
小説家の山本文緒さんと漫画家の伊藤理佐さんが、寄せられた夫婦の疑問について、それぞれの見解で書かれている書籍を購入。
*”似た顔夫婦でないとだめ?”
*夫の家族が嫌い!
*夫が不潔?
【似た顔夫婦でないとだめ?】
なるほど、"Opposite Attracts", "Similar Attracts"ではなく、直球に顔のタイプ。似た顔夫婦ということば、初めて聞いた。
質問者さんがまず面白い。『自分は濃い顔、好みは韓流スター。自分の好みの顔を変えないといけないと思うと夜も眠れない』って・・・。そこまで?
山本文緒さんも伊藤理佐さんもご主人の顔がタイプど真ん中だそうです。
顔かあ。最初に入ってくる情報ではありますよね。
そういえば、私の祖母は夫である祖父とはお見合いです。当時19歳。夫は30歳。
そして、私の叔父が31歳の時に連れてきた奥様が20歳。ともに11歳差。
ある日、『夫がかっこいい。けど、お義父さんみてびっくり。お義父さんもかっこいい』とお嫁さん。そしたら祖母が非常にうれしそうに、『お義父さんが一番』っていうんです。で、二人でその後どちらが一番か議論してた。面白かった。
今思えば、もう一人いる男性、私の父は論外だったのか?
夫婦って長年連れ添うと似てくるといいますよね。先日、電話口に出た母を父と思ってちょっと怒らせた。
社会心理学では、顔というより第一印象が大事と言いますよね。
第一印象がいいと、会えば会うほど好きになるそうです。
しかし、そうではないと、逆の効果だそうです。会うたびに嫌いになるのか。山本文緒さんも書かれていましたが、そうはいっても顔も年齢とともに変わりますよね。やっぱりニコニコしてるってことが一番なんでしょうね。
大好きなドラマの"アリーマイラブ"で、
『My experience tells me that I will love somebody again, and I would be loved again』という言葉がある。大恋愛の末の失恋の後に。
『私は再び誰かを愛すし、きっと愛される。それをもう経験からわかってる』というもの。
『My Instinct tells me that I will… 』もしくは『My instincts tells me that I will not…』なんとなく、自分の本能が自分の脳に伝えてくる情報も時には有効なのかもしれないですね。
【夫の家族が嫌い!】
これ、夫が自分の味方でいてくれさえいたら、まだしも、ちょっと夫まで夫の家族を擁護すると辛いですね・・。
山本文緒さんみて、またしてもなるほど。最愛の夫を、もうひとり最愛と感じている女性がいる。そう母親、それはそうだ。
まずはおふたりのエッセイを読む前に私の意見ですが、私は息子がもしも誰か見つけたらもう私のことは全く気にしないで幸せになってほしいです。干渉もしない、漸く見つけてくれた幸せ、ふたりで仲良く生きて行ってほしい。相手のお嬢さんのご両親にはしっかりと挨拶をするし、ずっと母親ではいるけれど。私は賃貸のワンルームですから、お嬢さんをお招きすることは難しい。
友達のご家族にはお会いしたことがないです。しかしながら、実は友達は私の両親に会ったことがあるのです。大事件でした。
もう私ぐらいの年だと、本当にみんなある意味大人以上にもう大人なので、ある程度の距離がありつつ、ということでしょうね。これが夫婦となると、お金の問題同様に様々ありそうです。
*この話題は、のちにもうひとつテーマで出てきます。
【夫が不潔?】
このご相談はまたすごい!
ご主人が週に1度しかおふろにはいらないそう。シャワーだけですますのは嫌という理由で。そして週に1度1時間ぐらいかけて念入りに洗うそうです。
寝だめはある程度できると思うけど、おふろ貯めって・・・。
お金同様、これも価値観が大変関わってくる問題ですよね・・・。
山本文緒さんは毎晩おふろに浸かるそうですが、朝は入らず、また鬱の時には入れない日もあったそう。
おふろって鬱になると大体の人が入れなくなる、なんだか共通項ですよね。私も面倒で面倒で、洋服脱ぐのがしんどくて、でも強迫性障がいなので、またこれが相反するのですが、従ってこのご相談者さんの夫さんほどではないか・・・。やはり仕事していると毎日入りますね・・。毎日洗髪までは無理だけど・・・。
最近私はお肌がだいぶ疲れてます。でももう自分をケアしてあげる余裕もないです。30年以上ずっと基礎化粧品は同じ。余談ですが、3000円もする石鹸をおふろにおいていたらある日めっちゃ小さくなってることに気づいたんです。
・・私より20センチ、30キロ大きな体をそれで洗ってるといわれて一瞬ですが、クラっと来ました。けれど、新しいものを買ってくれました。
適度に、ですね。過ぎたるは及ばざるがごとし、また逆もそう。
【T子さん】
『ひとりの時間っていうより、同じ部屋にいるんだけど(リビング)、お互い好きなことをしてるっていうか。自分も勉強する時間が必要だし、相手はわりとパソコン開いて作業したりするし。』
このふたり、毎日近所のスーパーにも一緒にお買い物に行くのです。
昔のチャーミーグリーンの宣伝みたいですね。
♪ チャーミーグリーンを使うと、手をつなぎたくなる~
②も読んでくださり、ありがとうございました。
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