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20章 普通ってなに?
私は健常者じゃないこれから普通の恋愛は出来ない
普通ってなんだろう
こんな私といても航平君は
楽しいと思ってもらえない
逆に出来ないことがそれなりに
あるから航平君に迷惑かけて
しまう
航平君には普通の人と楽しい恋愛をしてもらたい
でもカメラの先生ではいてほしい
私の心の中は複雑だった
航平君のホンネはどう思っているんだろう…
私は航平君にカメラの先生を
お願いしただけであって
恋愛するとかじゃな
19章 恋愛経験なし
私は恋愛経験がないんです
この空間と時間が幸せなんです 嬉しいんです
人生、初めてなんです
男の人とカフェでお茶している
ことが
ワクワクしたりドキドキしたり
感情のジェットコースターが…
普通のカップルなら普通に
楽しめるのに
ごめんなさい
私に障害があるばかりに
航平君に迷惑かけている気がする
こんな子供みたいな大人の人と
一緒にいても楽しくないですよね
夏美さん、僕は楽しくないとは
思
17章 幸せな時間と空間
こんな幸せな空間が時間が続いたら良いのに
カフェに着くと私は外が見れる
角の席に座ってメニューを見るなり
わぁ美味しそうなスイーツ
前はパンケーキ食べたから
今度は違うのが食べたいなぁ
あ、プリンみっけ
昔ながらの固めのプリンだ
美味しそう
私が嬉しそうにメニュー見ながら食べたい物を見ていると
航平君は穏やかな表情で
私を見つめていた
13章 近くて遠い存在
私は通常通り仕事をしながら
休み日を利用して公園に写真撮影の練習に行くことが日課になっていた
上手くなるには健常者より時間がかかるのは当たり前だ
ゆっくり焦らず自分のペースで
無理せずカメラを覚えればいい
航平君になかなか、会えない中
いつもの公園に行き写真撮影を
していた
私の後ろに男性の影が見えた
誰だろう?
肩を叩かれてビックリして完全に尻もちを付いてしまった
あ、航平君
私は恥ずかしさで
12章 新たな始まり
今日は楽しかったです
ありがとうございました
また、お会い出来れば嬉しいです
航平君と別れた後こんな感情に
なった
ずっと一緒にいたい
離れたくはないなんか寂しい
この感情はなんなんだろう
軽度知的障害の特性から自分の
気持ちを上手くいえない
あの公園に行けば必ず会える
ような気がする
カメラの先生は引き受けて
くれたけどフリーのカメラマン
だし仕事はあるわけで
私も仕事をしているわけで
いつ、会