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フィンランド生活16日目|初登校日だよ🎒

Moikka! Olen mitsuki.🍄
今日は初登校日!
pc, ipad, クロッキー帳、お土産、えんぴつ、筆箱、それから昨日拾った木のカケラを持ってGo!

結構重い。

今日の授業はMaterial Studies。
Wood Tutoringと言うが、何をするんだろう?エスキースみたいな感じかな?

皆んなだいぶ軽そうなカバンで来てるな。
私もマリメッコのトートバッグ欲しい!

13:30

ちょっと早めに着いた。
私の教室、どこ?
キャンパスマップなるものが見つからない。。
あそこにキャンパスツアーをしている人がいる。聞いちゃえ!

「すみません、ここの教室に行きたいんですけど、どこか教えて下さいますか?」
「あぁここよ!あそこの横断歩道を渡った向こう側!」

皆んなとても親切!

建築棟の前に過去の作品。かっこいい。

到着したは良いけど、ドアにセキュリティコードがかかってて中に入れない。

どうしようと思っていると、マルファちゃんが到着。二人して「開かないんだが。」という一連のやり取りをした後に、別のエントランスがあるのかも?という事で建物の周りをぐるっとしてみる事に。

2つ目に見つけたドアにもセキュリティコード。えぇ、入れなーい。さらに進んで行くとめちゃくちゃ狭い、路地のような所に辿り着いた。ここはないでしょ、と思っていると向こうに大きな扉が見えた。Workshopの入口。どうやらこちらがエントランスだったみたい。やっと入れた〜!

中にはWorkshopの番人が3人ほどいる。
自分たちはThe Wood Programの学生だという話をしているうちに、ヤーッコ先生が来てくれて、今日の教室まで案内してくれた。

何とここですごい発見。建物内のドアを開けるのに、交通券を使うらしい。つまり、定期券が学生証の役割を果たすということ。

画期的...

The Wood Programの学生だけなんだろうか?Degree Studentは学生証を持っているのかな?

どちらにしても1年だけ滞在する学生に対してわざわざカードを発行せず、交通券にその役割を担わせるというのは、ゴミの削減に繋がるし良いなと思った。

部屋で自分の机を決めて、次々来る学生に挨拶などしているうちに授業開始!

今日は課題説明をチラッとして、その後はphysical working!

Workshopに積んである木材を、木の種類ごとに分けてまとめる作業。

皆んなで力を合わせて木材を運ぶ!
すんごい重かったけど、共同作業は皆んなと打ち解けるのに最適だった。

「あーこの木材はfungusがあるねぇ」
とキーン。
「fungusって何?どういう意味?」
「昨日説明したやん!きのこはfungusの仲間!」
「あ!そうだった!(fungusは菌類か)
もう覚えた覚えた!!」

みたいなやり取りで色んな人とお話しできた。まだまだ英語も伸び代いっぱい。でもそれを逆手に取るとコミュニケーションのチャンスになる!

(ちなみにキーンには「fungusはキノコの仲間だよ?」と何度も言われfungusイジりをされるようになった)

フィンランド人のイーナちゃんは
自己紹介の時にWell-beingに興味があると言っていた。

それを見た時に、
「私が知りたかったことって、フィンランドのWell-beingの在り方なんじゃないか?」
と腑に落ちた。言葉が見つかった気がした。Well-beingという言葉自体は知っていたけど、それが自分の知りたい事だとは認識していなかった。点と点が繋がった。

イーナちゃんに
「私もWell-beingに興味があるの!」
声を掛けてみた。

イーナちゃんは以前Well-beingについてのショートエッセイを書いたらしい。Well-beingは、人によって様々だから定義するのが難しい分野だと言っていた。

それでも「フィンランドには参考にできる事がきっと沢山あるよ◎」と言ってくれた。

またゆっくりお話ししたいなぁ。

本も読んでみよう。
今Kindleの無料サンプルを色々読み漁っている所。

渡航前、日本の様々なサブスクを解約してきたんだけど、Amazon Primeだけは解約しなかった。海外経験のある友人が、日本語の本が向こうでは中々手に入らないからKindleは凄く良かったと言っていたのを聞いたから。結果的にすごく良い選択だったと思う◎友人に感謝。テクノロジーに感謝。Amazonに感謝。

木の分類が終わると今日の授業は終了。

その後メンバーでキャンパス内にあるバーへ。学校内にバーがあるのも画期的。しかもクラフトビールがある🍺

1杯7€。フィンランドはお酒が高いのです。

私も『KID GORGEOUS』という度数3.1%のビールを頼んだ。(結局途中でギブアップして友達に5€で買ってもらった)

そして飲みながら色々話した。
(もともと飲み会ってそういうものだけど。)
出身地のことや今まで旅行した国の事、
今までどんな経験をしたのか。

すごく驚いたのは、gap yearを設けるのって普通だということ。gap yearというのは、進学前に1〜2年間自由に旅をしたりインターンを経験すること。休学もgap yearに入る。

皆んな大学進学前や大学在学中に沢山のgap yearを過ごしている。だから実際皆んなが何歳なのか分からない。特に聞きもしない。

そしてgap yearで得た経験を誇らしげに語る。ストレートが当たり前の日本では中々ない光景。

gap yearという言葉を無理矢理現代の日本語に当てはめるとしたら「浪人」になるのかな?個人的にはgap yearの方がポジティブに聞こえるから好き。

「私にとってはこれが初のgap yearなんだ!」
というと
「Cool. 色んな経験ができるよ」
と返ってくる。

3時間くらい喋って例の如く寒くなり退散。
なんだかんだで19:00前だし、早くカレーが食べたい。(今日はポトフをカレーに変身させる予定なの)

凄く良いなと思うのは途中退散も自由な事。

「え?何で最後までいないの?」
と言う人は誰も居ないし、そういう空気にもならない。

「オッケー!じゃあまたね〜!」
と明るくサラッとしている。私にとっては凄く居心地が良い。I really like it!

お家に帰って、カレーを食べて温まって、シャワーを浴びてまた温まる。皆んなでいる時間も好きだけど、一人でいる時間も好き。

絵本の翻訳も1頁進めて明日の予定を立てて、今これを書いている。

ジブリのピアノ音楽を聴きながらキャンドルに火を焚いて今日1日を振り返る時間は、私にとってWell-beingな時間だと思う。

Kitte Moi!🇫🇮
mitsuki.

サポートをして頂けたら嬉しいです◎ 頂いたサポートは、フィンランドで助けてくれた人達への恩返しとして、皆で何か楽しめる事に使わせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。 Kiitos Paljon🍄 mitsuki.