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フィンランド生活195日目|国際女性デーにちなんで

今日は久々に雪だったよ!
これが最後の雪かな?❄️
なーんてね!

Moikka! Olen mitsuki.🍄

今日は国際女性デーだったね!

フィンランドの新聞yleでは、この日に関連して「パンデミック下で家庭内暴力による女性の被害が増加した」という記事が出ていたよ。

この記事の雰囲気、Twitterやinstagramで流れてくる日本のメディアと大分違ってる感じするよね。

日本のメディアは"輝く女性"を紹介したり打ち出していたり、希望を与える雰囲気があるけど、フィンランドのは問題点、これからの課題を記事にしている🗞

これは文化や価値観の違いから来るものなのかな?もしくはフィンランドでは輝く女性を"目指す"時代はとっくの昔に通り過ぎて次のステップにいるのかな?

私が半年近くフィンランドで生活してみて、「自分は女性だ」と意識する機会が少ないなと思う!なんか皆が同じ人間として扱われてる感じ。

例えば、飲み会の時。

日本では
「女の子は無理して飲まなくて良いよ」
みたいな事が良くあると思う。これは全然ネガティヴな事じゃないし、むしろ気遣ってもらって有難たい。だけど「女の子」というワードが入る事で無意識に自分の性別を意識する。

一方フィンランドでは、男性だろうが女性だろうが、飲みたい人は飲めば良いし、飲みたくない人は飲まなければ良い。その選択権は性別に依存せず、その人個人の体質や気持ちに依存してる。無理に勧めることもないし止めることもない。自分の量は自分で分かっている前提。

別の例で力仕事の時。

日本にいる時は
「この仕事、力が必要だから男の子何人欲しい」
みたいな声の掛け方が良くあったと思う。その背景には、男性の方が筋力が強く背が高いのが当然という意識や、女性の"か弱さ"が良しとされる美意識が根底にあるんじゃないかな。

他方フィンランドでの力仕事に対する声の掛け方は
「この仕事、参加したい人〜?」
って感じ。その仕事を見て自分が役に立てそうだと思ったら手を挙げる。役に立てるか分からない時は「分かんないけど試してみるよ!」と言って実際にやって見て決める。

「力仕事で役に立てそう=男性が多くなる」んじゃないの?って疑問に思うかもしれないけど、そんな事もない。何故なら女性も力強いから。全員ではないと思うけど、私の友達は割と皆力強い!そして多分それは趣味がスポーツだから。男性も女性も健康な身体を目指して、ボルダリング、ランニング、スケート、スキー、クロスカントリー、アイスホッケーetc...どれもめちゃ筋肉を使うスポーツを週末にやってるよ!だから力つくのかなって考えてる。


フィンランドでの生活を振り返って性別に関して考えてみたけど、振り返らないと思い付かないくらいフィンランドで性別に関して意識したことなかった😳

基本的に性別じゃなくて個人個人が1人の人間として扱われていると実感してる!今のところ。なんか良いよね。こういうの目指して行けたら良いよね。それと同時に、多分この状態に辿り着くまでに色んな問題や課題を解決してきたんだろうなと思う。

パンデミック下で増加した家庭内暴力に対して、フィンランドではどういうアプローチをしていくんだろう?

こまめに新聞チェックしてこー!

それでは
Kiitos Paljon!
mitsuki.🇫🇮

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