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Pretenderが違う曲のように聴こえるようになった、昨晩のはなし


Official髭男dismさんのPretender、誰しも一度は耳にしたことがあるだろう楽曲だと思います。

今回はその曲が、今までとは違う意味合いに感じるようになった昨晩の話をさせてください。

約一年半前、わたしの応援している声優さんがこんな呟きをされていました。


わたしはこの呟きを見たとき、振られる側の曲じゃない?と思いました。振られた人が、自分の心の整理をしているけどしきれない、未練が残っている、そんな楽曲だと思っていました。

ただ、やっぱり音楽ってすごいですね。人生の経験によって含まれてる意味の捉え方が変化するみたいです。


昨晩、恋人といつも通り電話していたのですが、ふと、ああ、わたしはこの人の隣にいるべき人間ではないなと思ってしまいました。前々から少し違和感を感じてはいたのですが、それらが確信になったという感じです。

具体的にいうと、私が良かれとしてすることが彼には不快な行為として映ることが多く、また、彼が私に対して求めていることが昨晩はっきり分かったのですが、私はそれを常に提供することはできないので、ああ、こりゃ長くは続かないなと感じた、そんな流れです。


そんな電話の後に聴いたPretender、新たな作品でした。新たな振る側の曲として、わたしの中に入ってきました。

「君の運命のヒトは僕じゃない」「離れがたい」
「出会える世界線選べたらよかった」

いまのわたしの気持ちを全てそのまま表してくれているなあ、そんな風に感じて、なんやかんや寝れずに明け方まで天井を眺めてしまいました。


いまの恋人、好きです。今でも好きです。でも彼の横に寄り添うべきなのは私ではないのは確実。だけど、やっぱり好きだからそんな風に分かっていても離れがたい。彼の思考、行動、全て好きだから、マッチングアプリからじゃなくて友達として出会いたかったな。それか、結婚とか将来とか無意識に考えてしまうこの年齢ではなく、大学生のときに出会いたかったな。


初デートでのご飯、お茶漬けをご飯と出汁別々で食べる姿。2回目のデート、創作オムライスが人気でメニュー豊富なのに、まさかのシンプルケチャップオムライスのチョイス。そんな彼の個性が大好きです。寝ている時の横顔も、本当に綺麗なんですよね。


まだお別れを伝えていないし、私の気持ち的にいつ言えるか分からないけど、彼のためにも、自分のためにも、ちゃんと向き合ってこようと思います。


まだ3ヶ月。もっと続いた方が離れがたくなる。


寒さの中での出会いは、暑い季節を迎えることなく雨水と共に儚く静かに過去の思い出へと流れていきそうです。

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