『The Spirit Room』Michelle Branch(初めて聴いたアーティストシリーズ)
今日はMichelle Branchについて。
Michelle Branchはもちろん名前は知っていたし、曲も聴いたことはあったのだが、アルバムを通して聴いたことはなかったので今回初めて聴いた枠で取り上げさせてもらう。
聴いたことがあったとは言いつつも記憶は全く残っていなかったので、今回は真っ新な気持ちで聴くことができた。
アルバムを通して感じたのは、とにかく全曲キャッチーだということ。
あとはなんとも言えないアメリカ感というか、アメリカのロードサイド的な場所を車で走っている光景が頭に浮かんでくるような、そんなイメージを持っている音楽だと思った。
実際後でPVを観てみると、そのイメージに割と近い光景がたくさん映っていたので、そういったコンセプトというか、この当時のアメリカ!というイメージでこのアルバムを捉えている人も多いんじゃないだろうか。
このMichelle Branchのようにソロの女性アーティストで、本人は主にアコギを弾きながらバンドサウンドをバックに歌うスタイルって日本でも当時からよくあったと思うのだが、何故か海外のアーティストの作品の方が壮大な雰囲気?屋外感?みたいなものを感じてしまう。
その要因は歌詞が英語だからなのか、それとも音のミックスの仕方が邦楽と洋楽で違うからなのかとか色々考えてみたのだが、結局結論が出なかった。
かわりにこのような雰囲気を持っている日本のアーティストっていないかなぁと考えてみた時に、同じような時期に売れていたアーティストの中だと矢井田瞳が割と近いかもと思った。
もちろん曲にもよるのだが、『Ring my bell』なんかはこの『The Spirit Room』に収録されてMichelle Branchが歌っていても違和感ないかもしれないなぁなんて勝手に妄想してみた。
そんな感じで非常に取り留めのない内容になってしまったが、この『The Spirit Room』、他に山ほど同じようなアーティストがいたであろう洋楽シーンの中でヒットを勝ち得ただけあって、良曲揃いの作品になっている。
アルバムの中で大きな起伏は感じないながらも、とにかくメロディが良いので飽きずに最後まで何度も聴き通せるアルバムだと思う。
よろしければ是非聴いてみてもらいたい。