で、どういうときに脳は疲れるんだい?
脳の疲れについて
前回は脳の疲れの存在について説明しました。
今回は脳の疲れについて深掘りします。
精神的ストレスは脳の疲れに直結します。
メンタルの疲れ=脳の疲れと考えて問題ありません。
脳の疲れについて理解すれば、精神的ストレスにどう対処すれば良いか、が少し見えてくるかもしれません。
マルチタスクによる脳の疲れ
人間の脳はマルチタスクが苦手です。
逆にシングルタスクが得意です。
コスパだタイパだとか言って、〇〇しながら△△するとして、両方を完璧にこなすのは至難の業です。
例えばテレビを見ながらゲームするとした場合、テレビの内容をきちんと覚えているでしょうか?
両方きちんとやろうと思ったら、意識を向ける方を頻繁に切り替える必要があります。
この切り替えを行うときに、脳は疲れます。
なので、通常は何か一つのことに集中した方が良いのですが、仕事となるとそういうわけにはいきません。
共同作業で目的を達成する場合には、他メンバーとのコミュニケーションを取って作業を進める必要があります。
自分の作業が順調に進んでいる最中に周りから話しかけられたら「イラッ」する経験もあるかもしれません。
話しかけられてその対応を行うことで自分のタスクが中断され、会話に集中しなければなりませんから、やはりこのケースでも脳は疲れるのです。
労働者からすれば、頻繁に問い合わせが発生するマルチタスクな現場よりも、ある程度シングルタスクで作業に集中できる現場が良いですね。
そういう作業環境を整えたいものです。
ネガティブな感情による脳の疲れ
こっちの方が精神的ストレスというイメージがありますね。
例えば仕事の不手際を起こして注意を受けた場合、
・「こんなミスをするなんて、自分はダメだなぁ。」
・「なるほど、次はきちんと気をつけよう。」
こんな感じの大きく2パターンに別れると思います。
前者のように自分に対してネガティブな感情を持つと、脳が疲れます。
実は前者のケースは自己肯定感が低い人、後者の方が自己肯定感が高い人の受け止め方である傾向があります。
で、これにどう対処すれば良いのかというと、さまざまな著名な方がこれに関する本を出版していますので、そちらを参照して頂いた方が良いかと思います。
ここで確実に「これをやれば完璧!」と言えないのが現実。
まぁ、1例ですけど、1日の終わりに今日良かった事(どんなに小さくても良い)を書き出して自分を褒める、ということ。
これを繰り返す事で自己肯定感がアップする、と言うことらしいです。
「自己肯定感低めの人」のための本ではまた異なるアプローチで対処する方法が書いてありました。
自己肯定感を高めるのでは無く、考え方に一手間を入れることで精神的ストレスを回避するテクニックが書かれていました。
これ系の情報は沢山ありますので、実際にやってみて続けられそうなものを選んでやってみるのが良いと思います。
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自由に好きなことを書いています。
自分、ぼっちですが何か? (taki-lab.site)
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