【初めての今ドキ登山】暑っつい! 立山へ行こう!(@富山県立山) その1
2023年8月12日、立山に登った。その模様はすでに動画でこちらに公開してある。↓
noteでは、動画で表現できなかったことを書こう。つまり、
1.撮影しなかった、できなかったこと。
2.AV、視覚聴覚以外の感覚のこと。
3.映像や現象の裏にある、理由、感情、背景、歴史。
4.なぜ山に登るのか、山に登るとは自分にとって何なのか。
YouTubeの方は、楽しく軽い感じで出しているが、こちらはガチな話になるかも知れない。それも発見、面白い、となるようにします。
8月12日朝、4時半ごろに家を出る。
見ての通り、4時半というのに気温は30度を超えている。
そしてファッションは今回こだわってみた。上半身は見てのとおりだが、映っていない下半身は、濃紺のタイツの上にオレンジ色のショートパンツと、とっても派手だ。オシャレかどうか、判断は読者にお任せしたい。
派手にするのは、遭難にあったときに見つかりやすくするため、と言い訳してみる。サングラスも、夏の高山での紫外線予防のために買ったが、写真で見ると、異様な迫力を生んでいるな。
前の晩、正味一時間ほどしか眠れていない。だが元気だ。
眠れなかったのは、立山登山が楽しみだとか不安だとか、そういう精神的なものではなくて、前の晩、前回の白木峰登山の動画の編集をして、パソコン画面を見続けていたため脳が覚醒したままのせいだろう。
北陸自動車道を立山インターに向かって走る。これから登る立山連峰の山際が徐々に明るくなっていく。山頂を覆う雲が心配だ。車内に、レニー・クラヴィッツを流して、ひた走る。夜明けのハイウェイ、そんな曲があったよな。
立山インターは比較的平地にあるので、そこから国立公園 立山まで22キロある。初めは田園地帯だが、だんだん山が迫ってくる。岩峅寺雄山神社への標識が見える。
立山あるぺん村を過ぎた辺りから、山道に入って、山肌と谷ぞいのまがりくねった道になる。走る車はまだ少ない。道は曲がりくねっていても、片側一車線は確保され、道幅もあって安心して走れる。白木峰、医王山、牛嶽の時は、この道ほんとうに大丈夫か、と不安だったもんな。
芦峅寺に入った。ここが古来、立山登山の前線基地。芦峅寺に雄山神社があり、ここから先は江戸時代までは女人禁制だった。
芦峅寺は私は好きだ。たびたび訪れた。雄山神社、立山博物館、まんだら遊苑。東京から来た人に自信をもって紹介できる数少ないエリア、施設だ。なにせ地獄を体験できることをテーマにした施設、それも子供だましではないテーマパークなんて、なかなかないだろう。
《……to be continued》
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