見出し画像

#6 コロナウィルス入院記-DAY1

 東京では、新型コロナウィルスの感染確認が2ヶ月振りに200名を超したそうです。季節の変わり目でもありますので、皆様どうぞご自愛ください。

 さて、同ウィルスでの入院経験者のひとりとして、当時の毎日の様子を綴るつもりが、ぐうたらと寄り道をしていたせいで、退院から約2ヶ月が過ぎようとしています。。。

ただ、世界の感染者数は3000万人超、死者は90万人以上と、未だ勢いは衰えてはいないようです。

改めて、入院中に書いた私の日記が、今後どなたかのお役に立つ事があれば幸いです。


★入院1日目

 前日の保健所からの連絡によると、「入院先の病院は現時点では分からないため当日に決まる旨。お昼頃に連絡が行くので、準備を待機していているように。」ということで、当日は気怠さを抑えつつ、時計を見つめること12時、13時、、14時、、、14時半、、、、

人間というものは、具合が悪い時は得てしてそうなるものなのか、熱のある頭では、お昼頃と14時半の感覚の区別が付かず、「もしかして忘れられているのではないのか」と、不安と心配が止まらない数時間が続きます。。

(今振り返ると、恐らく、"第二波"という言葉が出始めたか否かという辺りのタイミングだったため、保健所も病院も更に逼迫していたのでしょう。陽性判断がもう少し遅ければ、恐らく自宅待機かホテルになっていたと思います。)

そんな中、15時前に保健所から病院が決まったとの電話がなり、これから車で自宅前まで迎えに行くと伝えられ、安心感から涙がこぼれたことを覚えています。

ちなみに、出来ればアパートの方々に迷惑にならないように、数メートル離れた場所に車を止めて欲しいとお願いしたところ、希望には快く応じて頂けました。ただし、車は、極々普通の小型ワゴンで、それが送迎車とは、恐らく自分も含め、誰も気がつかなかったと思います。


 さて、幸運にも?、某大学病院に入院が決まった私。

着くや否や、車椅子を引いて頂き、採血、レントゲン、CT、問診、を済ませ、病棟へと向かいます。

病室、、そこは、大学病院の大部屋(町の病院でしたら10は入るでしょう)に、ベッドひとつという、まさに隔離病棟!!!もちろん、トイレも各部屋に対してひとつなため、移動可能区間は、ひとりぼっちの病室と向かいにあるトイレのみとなります。

そう、今後、これが今回の入院時の最大のトラウマとなることをこの時の私はまだ知るよしもありませんでした。。。


 ちなみに、トイレについても、しっかりとルールが設けられています。

設置してある手袋をし、便座を拭き、用が終わったら、便座をはじめ、手すりやレバー、ドアノブなど、接触したと思われる部分全てを拭き、仕様のゴミ箱に手袋を捨てるまでが決まりです。

手洗いについても、洗面所に細かく洗い方が書いてあり、今までの自分の手洗いの甘さを知る良い機会となりました。手洗いは、マニュアル通り行うと、5分近くかかります(笑)


 ともあれ、そんな入院初日は、一日の疲れと、持ってきた睡眠薬で、21時前にcocorusというアプリの睡眠ヨガを聞きながら就寝。3時頃目覚めたものの、あまりに早くて静かなため、もう少し眠りにつこうと努力し、1日目が終わります。。


2日目以降の日記は、分単位の記録となっています(笑)

またご覧いただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?