記録/HRカンファレンス
大分、寒くなってきましたね。
明日から、札幌への出張で、雪との勝負が待っているので
これくらいで寒くなってきたという話も違うのかもしれません。
さて、
先日HR TECH DAYへ行った気づきについて書きましたが、
今回は、類似イベントのHRカンファレンスにてセッションを聞いてきたので
その内容をまとめておこうかと思います。
拝聴しましたのは、下記セッションです。
人事の「未来像」――激変の時代における人事の存在意義とは
日本マクドナルド株式会社 人事本部 上席執行役員 チーフ・ピープル・オフィサー
落合 亨氏
味の素株式会社 理事 /グローバル人事部長
髙倉 千春氏
一橋大学 名誉教授
石倉 洋子氏
このセッションでモデレーターを石黒氏が担当されていました。
歯切れのよい、エネルギッシュなファシリテーションが場を作っていたように思いました。
働き方について、世界で語られている3つのワードとして、
「Flexible Work」「employability(雇われ力/どこでも雇われる力)」「safety net」
というものがまず振り出されました。
人事の役割や、今後どうなっていくかということについての会話があるなか
私が印象に残ったお話は、
人事の役割として、employabilityをどうつけさせるか、ということが語られていた点です。
オペレーション人事からタレントマネジメントという流れが来て、
その次にIT化で省コストが進み、同時に企業のアセットを強くしていく文脈で
人事のemployabillityに対するアプローチが重要になっていくと。
これを、どれくらいの規模、どういった風土の企業が意識しているかまでは
自分の範囲ではつかめていないのですが、
こういった思考で人事をとらえている人たちがいるということは気づきでした。
人事に限らず、事業単位や組織単位でも語られるべき内容だと思います。
おそらく、人事と事業部門との関係性がよりまじりあっていきながら、
企業として人を抱える機能が、発達してくる必要があるのだろうと思います。
それは、アセットとして事業を作っていくという文脈でもそうですし、
employabilityが高まる組織であるという文脈ではリクルーティングにもヒットする内容だと思います。
人が物理的にリソースを投下してきた分野については、
テクノロジーでの代替が起こる前提で考えると、
一個人としても、組織人としても
employabiltyを定義し、アップデートしながら
施策を打ち続けることが大事だろうと理解しました。
100年時代に必要なスキルとして
Productivity
vitality
Transformational
というようなワードも出ていましたが、
これはまだまだ理解不足ですので、何か腹落ちしたらまた書こうかと思います。
という感じ。
以上です。それでは!
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