妊娠中、もらって嬉しかった言葉
妊娠後期に入り、出産が現実に近づいてきました。産休までもあと1ヶ月ちょっと。
ここまでフィジカル面は想定よりは順調だったものの、メンタル面は結構不調な日もありました。
特に妊娠10週目ごろまでは、妊娠したことを受け入れられなかったり(2年前まで妊活していたのにもかかわらず、、)、子育てに対する不安が爆発してしまったり、転職したばかりなのに今後の活躍を描きづらい状況に悔しい思いをしたり、ジムにも行けずお酒も飲めずストレス解消の方法がない息苦しさを感じたり、体や頭が自分のものではなくお腹の中の子や誕生を待つ家族のものになってしまったような感覚がしたり…と、変化にすぐ対応できずとても苦しかったのです。
そんな時に、家族や親しい人にもらって救われた言葉をまとめたいと思います。
そりゃ、戸惑っちゃうよねぇ。(by.ジム友)
数年通っていたジムで仲良くなったお姉さんからもらった言葉。
たまたまクリニックで妊娠確定した直後にやりとりしていたこともあり、不安と戸惑いと緊張と、ごちゃ混ぜの気持ちだったタイミングでもらったメッセージは、手放しのおめでとうよりも、「戸惑っちゃうよね」という寄り添いの言葉がとてもとても嬉しくて安心しました。
妊娠したことを素直に喜べず、戸惑いを強く浮かべる自分を責めていた時期に、この言葉にすごくすごく救われたのです。
よかったですねー!(by.代表)
妊娠判明した瞬間、真っ先に浮かんだのは仕事の心配。
すでに前職の引き継ぎが始まっていて転職に向けて事が進んでいたので、「どうしよう」という不安と「悔しい」という気持ちが浮かびました。
クリニックでの妊娠確定から約2週間後、転職前だけど代表だけには伝えようと思い、今後の仕事上の計画とともに相談をしました。
とはいえ、「転職前に妊娠報告って…入社前からかなり迷惑だよな」ととても不安でした。
「どうやって伝えよう、どうやってやる気を見せよう…」と緊張していた中、明るく話してくれたのがとても嬉しかったのです。
申し訳ないなんて、思わないでください。(by.同僚)
代表以外の同僚に妊娠報告をしたのは、妊娠6ヶ月に入ってから。
フルリモートにつき体型変化が見える機会もなかったので、きっと突然のサプライズになってしまったと思います。
入社して2ヶ月しか経っていないのに、あと3ヶ月で産休…その間をカバーする同僚には当然負担がかかります。業務分担したばかりのタスクもまた組み直し。かなり迷惑をかけると、わたしは申し訳なさを強く感じていました。
そんな時にある同僚がDMで「申し訳ないなんて思わないでください。」と伝えてくれました。ほかの同僚も、お祝いの言葉や温かい言葉をかけてくれて、とてもとても安心しました。
今もこれからも申し訳なさが0になることはないと思いますが、温かい同僚たちのためにもコントロールしうる対策はしっかりやりきろうと思っています。
みんなで楽しく子育てやろ!(by.妹)
私の妊娠を知って、妹がLINEで送ってくれた言葉。
保育士資格を持っていて子どもに関わる仕事をしている妹に、私が半分冗談半分本気で「いつでも預けさせてね」と送ったあと、予想以上に嬉しい言葉をもらいました。
「いつでもウェルカムだよ」「子育てに自信がありすぎるよりも良いよ」「まみんなで楽しく子育てやろ!」
数ヶ月後に迫り来る子育てが本当に本当に不安で、「子どもが苦手な私が子どもを産んでも育てられないのでは…」と深く落ち込んでいた時に、「自信がなくてもいい」「みんなでやろう」と言ってくれたことがすごく嬉しかったのです。
のぞみの気持ちが落ち込んでないか、心配だったんだよ(by.父)
妊娠がわかってから初めて両親と食事をした日に父からもらった言葉。
妊娠報告は用事のついでに母にしただけだったので、父には2週間程度会わずにその日を迎えていました。
その間、LINEで連絡はもらっていたけれど、父はその時から今までずっとお腹の子よりもわたし自身を心配してくれています。
自分の頭や体が自分のものでなくなっていく感覚がとても辛かった時期、変わらず私を心配してくれていることが何よりも嬉しかったのです。
一緒に禁酒する!(by.夫)
夫には、たくさん寄り添ってもらってたくさん救いの言葉をもらっています。
私は不安や戸惑いで泣きながら爆発してしまっても、適度なあいづちを打ちながら話を聞いてくれています。
行動は裏切らない、というけれど夫はまさにその通り。
私以上に酒好きかつ大酒飲みの夫が、妊娠判明直後に「一緒に禁酒する!」と言い、現時点でも禁酒を続けてくれています。
検診にも毎回付き添ってくれているし、わたし以上に妊娠出産情報に興味を持ってくれていてとっても頼もしい。
彼と一緒にお酒を解禁できる日がとても待ち遠しい。たぶん2人とも飲みながら泣くでしょう。笑
挙げた言葉以外にも、いつも気遣ってくださる義両親、なんだかんだサポートしてくれる母、変わらず接してくれる親友…など周りの方々に支えられて、妊娠中期までを乗り切ることができました。
子どもへの苦手意識、前夫との妊活での苦い記憶、転職したばかりのタイミング(これは自業自得ですが)…などから、妊娠を素直に喜べなかった上、妊娠に伴う制限とこれからの不安で押しつぶされていた私にとっての救われた言葉たち。
あくまでわたしの場合ですが、どの言葉の主も「妊婦」や「母」ではなく、わたしをわたしとして受け入れて接してくださったのが、とてもとても嬉しかったのです。
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