見出し画像

自己肯定感を高めるために、最近やっていること

最近、コーチングや身近な人との会話を通じて、これまでいかに自分の意思で物事を選ばずに生きてきたかを痛感している。
いつも他人と比べたり他人の反応を気にしすぎてしまって、「好きだから」「嫌だから」という理由で何かを選ぶ経験がなかった。そんなワガママが許されるとは思っていなかった。
他人に説明できる根拠がないと「好き」も「嫌い」も言ってはいけないし、ましてやそんな感情で物事を選んではいけないと思っていた。

だからみんなが良いと思う方を勝手に予測して、そちらを選んで生きてきた。
部活を選ぶときも、進学する学校を選ぶときも、結婚するときも、今日の夜ご飯を選ぶときも。
人の期待に応えられない自分には価値がない。
自分で自分を肯定できないのだ。
仕事でもプライベートでも、たくさんの人に頼られたり期待されないと怖くなってしまい、仕事に追われ誰かに必要とされている人を見ると嫉妬してしまっていた。

離婚を通じて初めて自分の意思で物事を選んでみてから、小さなことでも自分の意思で選べるようになってきた。
自分の意思で選んでも実はあまり怒る人はいないし、選んだ後の未来も自分で責任を持てるということに気づいてきた。

とはいえまだまだ、迷いなく自分の意思で選べるほど自己肯定感が高くない。
自己肯定感を高めるために、今こんなことをしてトレーニングしている。

毎日のルーティーンを積み重ねる

「好き」「嫌い」で判断できないわたしでも、毎日の積み重ねを元にすれば判断に自信が持てる。
しかも習慣化は得意なので目標達成しやすく、自己肯定感を高めやすい。
日記を書いたり、読書記録をつけたり、記事のクリッピングをしたり、小さなことを積み重ねてみている。

違和感を覚えたら、すぐに口に出してみる

これまでは、他人との会話の中に違和感があっても言わずに誤魔化してきた。
わたしが我慢しようとか、わたしが間違っているとか、否定されて変な雰囲気になるくらいなら黙っておこうと思ってきた。
そして解決策が浮かばない段階で、違和感を口にしてはいけないと思っていた。

でもつい最近から、違和感を覚えたらなるべくすぐに口に出してみることにしている。
すると、単に言葉の解釈違いだったり、目線を合わせれば相手にも伝わったりする。
他人への伝え方には十分気をつけて生きてきたので、これをやってもきっと大丈夫。

自分のやり方で自分をを表現してみる

これが一番難しい。
今までの生き方や今の職業柄、自分が壇上に立ってスポットライトを浴び、大手を振って自分を表現することはなかなかハードルが高い。
他人を壇上に立たせてスポットライトを当て、大手を振れるように演出をしたり、他人の表現を広めたりする方が圧倒的に得意だ。

でもそれでいいのかも、と最近思うようになった。
それがわたしの表現の仕方なのだと思う。
他人を通じて自分を表現すればいいし、他人ありきで自分を主張しても良いと思うようになった。

トレーニングを積み重ねた結果、自分を認めて、他人のことも無条件に認めることができれば、もっと生きやすくなるかもと期待している。