見出し画像

大人になるってなんだろう?

先日、30歳になった。
そしてもうすぐ夫が40歳になる。
もう2人とも紛うことなき大人だ。

毎日彼と暮らして話をしていると、「この人はとても大人だなぁ」と思うことが多々ある。

特にそう思うのが、外食先のカウンター席で仕事の話をしている時。
家の中ではあまり仕事の話はしないようにしているけれど、たまに外で話すと人生の先輩・社会人の先輩として大人だなぁと感じる。

どこに大人を感じるというかと、
自分が得意なことにも自分のダメな点にも、はっきり気づいているところ。

得意なことで他人をフォローしつつ、ダメな点を無理に克服しようとしない。
自分が得意なことを自覚して、他人に同じレベルを要求しない。ダメなところは他人に頼る。

絶妙に諦めている。執着しない。
無知による執着は、良くも悪くも若さだなと毎度思う。

さらに、物を見る姿勢が定期的にアップデートされている点が大人だ。
ただただ経年劣化しているわけではない。
仕事を通じて出会った人や聞いた話、仕事以外でも話題になっている出来事の中から、細かい面白さや新しさを見つけ出している。

経験が10年浅い私は、絶妙に諦めることができない。
まだやれるかも、自分にもできるかも。と思ってしまう。若い。
それもまだ必要なんだろうと思うけど、そろそろ少しずつ整理整頓し始めたい。
気楽に諦めていきたい。

こうやって10年後こうなっていたら正解だ、と思える大人が近くにいることは、だいぶ幸せだと思う。




この記事が参加している募集

#読書感想文

188,902件