休めることが尊い働き方

毎日リモートワークとして家で仕事をするようになってから、働き方についてこれまで以上に考えるようになりました。
リモートワークをしていると、本当に目に見える成果だけが労働の価値として判断されるのだと思います。

働けることが尊い国と、休めることが、尊い国。
とくに南国に行くと、店員さんがスマホを片手にゆるーっと接客していたり、明らかに昼から仲間と飲みながら談笑している人があふれていることがあります。

そんな光景を見る度、日本人は仕事に対して必要以上に真面目なのだ、わたしももう少し気楽に生きよう、と思うのですが、日本に帰国した途端また無駄なくせかせかと過ごす毎日を送ってしまうのです。

皆んな、ていねいな暮らしを心がけるべきだというわけではなく、自分の気持ちにもっと正直になる瞬間を作っても良いのでは、と感じました。
地球の裏側ではそれが普通。そうやって幸せに生きている人がいるのだから。
これは完全に自戒を込めて。

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)

訪れたことのないグアテマラの風景が広がるようで、まだまだ閉鎖的にならざるを得ない今の時期だからこそ読んで良かったエッセイでした。