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人生=バンジージャンプの話(中編)


エガちゃんがきっかけで、私はついにバンジージャンプを跳ぶことを決意した。
(ありがとうエガちゃん。エガちゃんは私に愛と勇気と希望を与えてくれた。)


やはり跳ぶとなったら日本で1番高いバンジージャンプがいい。



すぐさまググってみると、
ふむふむ岐阜県にあるのか!

高さ215メートル。なんとコロナ割で安くなっているではないか!
(確か本来35,000円くらいが28,000円くらいになっていた)
割引をきかせるなんてやはり、跳ぶのはいまなんだ!いざ出陣じゃー!


いや、待てよ。
一人で跳びに行って、もしものことがあったら誰が私の状況を親族へ連絡してくれるのだろう。(こういうところは現実的なのだ)
そんなことが頭をよぎり友人たちへ連絡。


「20代のうちに日本1のバンジージャンプ、跳びたくない?」
ブルゾンちえみ風に聞いてみた(古い)


こんな誘いになんと2人の友人がのってくれた。
友人Aは「おもろそうだし、いいよー」
友人Bは「怖い!跳べないかも!でもいい30代のスタートがきれそうだからいく!」

なんというフットワークの軽さ。私も見習わなければ。
前情報として、この友人Aは一度妄想の世界に入ったらなかなか出てこれなくなるタイプ(私と一緒)で、友人Bは常に現実をみているタイプだ。



そんなこんなで決戦の日までに私は「かっこいいバンジージャンプの跳び方」を検索し、約1ヶ月毎日のようにベッドへ跳び込んだ。
跳んだ時に足を開くとかっこいいそう。



そしてついにやってきたバンジー当日。

山をいくつも超え、高い橋の上にやってきた。


まずは参加同意書にサイン。
“このアクティビティを行うことを決心したことは、私はヒーローであるということの証明でもあります。”心が躍った。

そうか、私はヒーローなのか・・・私は空をとぶんだな・・・(うっとり)


さらに、
“バンジーに対し賠償請求を行うということはボクシングジムに入会しリングに上がって殴られたから損害賠償請求を行うことと同じです”


なんてわかりやすい例えなんだ!!
すなわち命の保証はないぞということなんだな。

ここでもしものことがあっても我が人生に悔いはない!
なぜならアイアムヒーローだから!(すでに妄想の世界へ入っている)




そんなこんなでモモンガのような服を着用。
ついに私とぶのね・・・!!そう、これはヒーロースーツ!!(しつこい)



跳ぶ橋の中心に行くまでの私たちはというと、

友人B「え、ちょっと高すぎる!無理かも!跳べないかも!!」

私・友人A「大丈夫!なんたって私たちはヒーロー!」「アイアムヒーロー!」



なんて会話を交わしていた。



(長いので後半へ続く。)

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