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転職活動をふりかえって

2021年初めからマイペースに続けていた転職活動が無事、2021年年末に無事終わった。新しい職場で働き始めるのは少し先だけど、忘れないうちに書き残しておきたい。


転職活動はじめる(2021年2月)

現職の違和感とこのままこの会社にい続けては、自分のできることが限定されてしまうという危機感から転職活動を始める。
使用したのは、Linkedin。個人のエージェントから、紹介を受けた4社に立て続けに応募する。その他は、自分の経験が生かせる+新しいテクノロジーと関わり続けられる を軸に個別に応募する。
英文Resumeはすでにあったので、職務経歴書を個人のエージェントに言われるがままに作成する(サンプルほぼ丸写し)。

面接を受ける①(2021年2月下旬-3月下旬)

オーソドックスな質問ばかりだが、面接官(すなわち自分のManagerとなる人)との相性がかなり影響する。似たような質問ばかりだが、相手に刺さる時、刺さらない時、質問される内容が異なるため毎回面接後には振返りを実施した。この頃、週に2回面接+オンライン授業も受講していたため、極度の疲労で一通り終わったタイミングでリンパが腫れて病院に行くことになった。ストレスフルな1ヶ月だった。

オファーをもらう①(2021年3月)

トントン拍子に選考は進み、1社からオファーをもらう(2社は選考落ち、1社は途中辞退。)現職にさあ辞意を伝えるぞ、と思ったところで社内で同様のPJTにアサインされる。かつ、オファー内容(年収)を見ると現職より基本給が下がっているため迷いが生じる。
今、振り返るとあまりにもトントン拍子に進んでしまったことで、自分の気持ちがついていっていなかったと言える。また、個人のエージェントは自分の収入に直結するため、少し強引に企業に応募させることも知る。

現職に留まることを決める(2021年4月)

エージェントの方にも採用いただいた企業にも大変申し訳ない結果となったが、このタイミングで転職する意義を見失い、オファーをお断りする。

細々と募集要項を見続ける(2021年6月〜10月)

転職活動を経験することで、現職の仕事の面白さや会社の良さを改めて知ることになったため、アサインされているPJT2つで価値の出し方を考えながら日々のPJTへ従事する。
一度オファーを頂いたことで、『しようと思えば転職できる』し、転職活動では『どんな人が求められるか』を多少は理解したため、常に第3者の目線で自分の仕事を評価できるようになった。業務内容のおかげもあるが、色々な工夫を日々の仕事で積極的に試行錯誤した。
一方で、Linkedinをもはや趣味の域で、気になる企業の募集内容は毎日見続ける。

友人に相談する(2021年6月〜10月)


このタイミング、友人とたまたまキャリアについて話す機会があり、転職活動をしたことのある友人たちから様々な経験談+アドバイスをもらう。友人の会社なら、私のスキルはこのポジションで生かせそう!といった結構詳細レベルで。

転職活動を始める②(2021年10月)

担当していたPJTが2つともが年明けに終わるため、やはり転職(転社)しようと決意する。2社に絞り応募する。1社(A社)は、キャリアについて相談した友人の会社。もう1社は私の会社から多くの人が転職先として選ぶ会社の一つ。ポジションはAB社ともほぼ同じだが、4月に受けた時とは全く異なるポジションとなった。

面接を受ける②(2021年11月〜12月後半)

A社:1次〜3次面接ともに、合うぞ!という好感触。11月から12月中旬までに満遍なく面接が実施された(面接の間は1〜2週間)
B社:面談2回+面接3回
面談から面接までの間に時間を要し、面接3回は12月の中旬以降にバタバタとセットされる。
1回目: 想定よりも逆質問の時間が2倍あり、準備不足のために時間を余らせてしまった。
2回目: 想定通り。
A社からオファーもらう
3回目: ストレスを感じる時はいつか?と言う質問に対して、現職の愚痴と言う最悪の形で回答してしまう。

<面接の気づきとふりかえり>
・準備はとにかく大切。逆質問は準備していれば対処できたことだった。面接官の貴重な時間をもらっている以上、また、自分が企業を知るためにもこの時間を有効に使うための準備は絶対に怠ってはならない。
・B社3回目の面接官は、私の現職→B社と同じ経路だったのだが、転職理由が『もう前の会社に自分がgive backできることがないから転職した』と仰っていた。私の転職理由は言ってみれば、現職の不満からの転職だったの対して、面接官のような転職理由の場合、採用側にとっても一緒に働きたいと思うのだろうなと面接を受けながら思った。
次に転職する時は(あるか分かりませんが)、面接官のような理由で転職できるように仕事に取り組みたい。

オファーを受ける②(2021年12月末)

A社からオファーを受け、受諾する。条件は自分が希望したものよりもよく!歓喜!長かった転職活動が終わった達成感+年末の高揚感でとても気持ちよく2021年の仕事を終える。

全体をふりかえって

紆余曲折あった転職活動だったが、最終的にはとても満足のいく形で終えられた。時間はかかったけれど、最初とは違ったポジションでオファーを貰えたのは、ポジションや会社を紹介してくれた友人のおかげ以外何者でもない。また、B社についても、最後の面接直前に働いている友人から会社の情報を聞けたりと、本当に助けられた。転職活動をする際は、ぜひ、信頼できる友人にフランクに相談してみることをお勧めする。

また、目に見える形で成果を意識しながら仕事に取り組むことで充実した仕事(目の前のタスク)に取り組めたのは、転職活動を小休止した期間だった。その結果として、2回目の面接でアピールできるスキルは増加したため、無駄なことはなかったと思っている。

働きながらの転職活動は、体力的にも精神的にも辛いことはあるが、普段の仕事や仕事への取り組み方、スキルの棚卸しをできる貴重な機会でもある。さらに、自分の経験やスキルを活かして希望の職を得るというのは、自分の人生を自分で選んでいるという実感があり、これは新卒就職活動時にはなかった感触でもある。

長くなってしまいましたが、転職活動、得るものはあっても失うものはないため、迷っている人は一度はじめてみるのがよいかもしれません。



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