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本を出したい女の話⑧

さて、次にお姫様は魔女にならず平和に暮らすことは不可能だったのか?という疑問が生まれる。

可能だった。

よかった、可能で。じゃないとこの多様性が広まる令和で、1人では幸せになれません!パートナーを作りましょう!なんてものすごくナンセンスなことを言わなきゃなくなるところだった。

私が考える解決策はこうだ。
お姫様が元々持ってる女性性にプラスして男性性を身につけていたら、国で食糧を作ろう!と決断し国民にお願いすることも、隣の国に自ら訪問して分けてもらうこともできたのだ。
そうしたらお姫様自身も枯渇せず魔女になることもなく国民も豊かに生きていくことができた。

これを自分に置き換えてみよう。
お姫様(女性性)は。"あれがしたい、これがしたい"を感じる力。そして王様(男性性)は。"叶えてあげよう、行動しよう"と決断する力。

ということで、たとえばあなたの心が美味しいパフェが食べたい!と思ったとしよう。これを叶えるためには頭でパフェ食べると決めてお店に行く必要がある。そしてそれを叶えてあげると心が幸せで満たされた気持ちになるのだ。
それがどうだろう、頭で今ダイエット中だからダメ!節約中だし!と否定して叶えてあげなかったら、心はしょんぼりする。それが積み重なると心が伝えても叶えてくれないと思って感情を出さなくなる。そうなると幸せそうな人への嫉妬心が生まれる。いくら表面的に人に優しくできても、自分の心が満たされていないと見返りを求めてしまう。それは相手にも伝わる。悪循環。

だからまずは自分。ひたすら自分を満たす。
自分から溢れ出た幸せを周りの人にお裾分けしたらいい。愛と優しさを循環させていると、自分だけでは叶えられない夢ができた時、周りが助けてくれる。そうやってどんどん自分も周りも豊かになっていくのだ。

心が本当に望むことをひとつひとつ叶えてあげると、いつだって自分で幸せになれるんだ!という自信がつく。

もちろん底をつくほどの散財はおすすめしないが、大体のことは叶えることができる。そして心が満たされると不足感がなくなるから満たされるものにしかお金を使いたくないという気持ちが出てくる。気の乗らない飲み会やセール品の衝動買いなども自分の心がちゃんとNOと伝えてくれるので無駄遣いが減る。結果的にお金も貯まる。
更に、自分のことは自分で満たすことができるので人に求める事がなくなる。嫉妬心やエゴもなくフラットに接することができるから、パートナーともヘルシーな愛を育むことができる。自分の心を大切にするといいことだらけだ。

願望を叶えるたびに日常がどんどんワクワクで溢れていく。新しい世界を見ることができる。自分でもいろんな挑戦ができることを知り、さらに自信がつく。そのうちに思い描いていた幸せな世界は自分で作れる!と自分が人生の主人公になれる。誰の目を気にすることもなく、あなた自身の最高なストーリーを作ってほしい。

自分で自分を満たせるようになることが幸せへの最短ルート。自分のことを信じることができるようになって、ようやく人のことも信じられるようになるのだ。

自分の心に耳を傾けて、頭で判断し叶える。
徹底的に自分を満たすことが、自分に愛を循環させる方法の4つめ。

あなたを幸せにするのは他の誰でもなく、
あなた自身なのだ。

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