Zoomかくれんぼ
こんにちは!週7勤務のキラキラ☆バイト戦士のきょうかです。最近は就活に追われており週3~4勤務です。これは戦士としては由々しき事態。戦士の資格剥奪かもしれません。
それはさておき我々全力自粛大学生。本来であればこの1年間で同学年とはもちろん、ひとつ上の先輩方ともたくさんおしゃべりして、お酒を交わして、とっても仲を深められた…
はずでした。
ええ。(哀愁)(2019年度のゼミ旅行の写真を添えて)お察しの通りこのご時世。かろうじて1回あった2学年合同ゼミもオンラインで、しかも総勢30名の大所帯だったのでなかなか仲を深められず。個性という言葉を具現化したような先輩方がたくさんいるのにお近づきになれないなんて…
ぴえん!!!!!!!!!(大きな声)
一緒に涙を流してくださっている方は正直に手を挙げてください。ティッシュアゲマス。というわけで12月になってようやく待ちに待った初の対面での合同ゼミ。とはいえ対面状況で30人で、密を避けて遊ぶ方法なんて無いに等しいです。いえ、ありません。無理ゲーです。
我々が春学期に探求していたフルリモートでの遊び方も使えません(zoomは同じ部屋で複数のデバイスを使うと引くほどハウリングしてしまうのです…)。これぞ絶望~悲しみの果て~。
できることといえばせいぜいマスクをつけてあちこちに散らばって遠巻きに遠慮がちに対話するぐらいです。こんな無理ゲーを、果たしてどう乗り越えるのか。というわけで我々全力自粛大学生が準備した企画はこちら!
テレレレッテレ~!「Zoomかくれんぼ」~!
(脳内再生:ドラ〇もん)
また変なことしてるな、と思いましたか?私もそう思います。
1. Zoomかくれんぼとは?
その名の通りZoomを使ってかくれんぼをするのですが、一般的な対面形式のかくれんぼとZoomとの融合で行います。これぞハイブリッド。
前述のとおり、対面でありながらも密を避けた状態でアイスブレイクをするという無理難題に直面した我々。企画立案の時間は、いつもの楽しいゼミの雰囲気はどこへやら。ひとつ案を出しては「それハイブリッドでできないじゃん(笑)」と先生に笑顔でぶちのめされ、終わりの見えない時間でした。
言うならばゴールのないマラソン。ルーのないカレー。(違う)心が折れ、皆でいじけながらコーヒーブレイクをしていたその時、かいりくん(見た目だけチャラ男)がボソッと言いました。
「この前Zoomで鬼ごっこしたから、今度はZoomでかくれんぼとかはどう?」
いやZoomでかくれんぼってなんやねん…と全員が一瞬心の中でツッコミを入れました。と同時に、可能性を感じました。見える…見えるぞ…!明るい未来が…!となるとやってみないわけにはいきません。
Zoom鬼ごっこのレビューはこちらから↓
そんなわけで早速準備開始です。
① あみだくじでグループを決める(鬼2人×3組=6人、隠れる側3人×9組=27人)
② 各グループにつき1つ端末を使ってZoomを繋ぐ
③ 隠れタイム5分間(隠れる最中はカメラOFF)(時間になったら強制的にカメラON)
④ 逃げる側は自分たちをカメラから2m~3m離して映しながら待機
⑤ 鬼による捜索タイム15分間
⑥ 鬼に見つかった人はすごすごと教室に戻る
【全員見つかった場合】最初に見つかった人/グループが罰ゲーム
【見つからなかった場合】鬼チーム全員が罰ゲーム
罰ゲームは以前にも紹介した無茶ぶり大喜利企画、MIZOPPON。MIZOPPONとはIPP〇Nグランプリをオマージュした地獄の大喜利大会です。皆が苦しむ様子はこちら。
~注意事項~
・隠れ場所に使用できる範囲は大学内の一部に限定(他の授業を妨げてしまうと溝口先生が怒られます)
・騒がない(小学生と間違えられます)
・画面は動かさない(鬼さんが混乱します)
・グループは同じ場所に隠れる(分かれて逃げたらシンプルにせこいです)
・時間厳守(当たり前です)
・ソーシャルディスタンスを保つ(コロナ禍での人類の責務)
・見つかっても逃げない(かくれんぼなので)
・誰でも入れる場所にする(部室とかトイレとか、ダメ、ゼッタイ。)
2.実践の巻
それではプログラムに沿ってやっていきまSHOWTIME☆
① あみだくじでグループを決める。(鬼2人×3組=6人、隠れる側3人×9組=27人)私は逃げる側に決定。先輩2人とヘラヘラしながら過ごします。
② 各グループにつき1つ端末を使ってZoomを繋ぐ。この間に自分の端末でブレイクアウトルームを利用できるようになっているかも確認しておきましょう。というのも以前Zoom鬼ごっこをした際、りょうた(ア〇ンアルフア並みに頼れる男)がブレイクアウトルームが使えず、一人だけ移動ができないという事態に。ずっとひとりぼっちでかわいそうだったので、皆さんも注意です。
③ 隠れタイム5分間。(隠れる最中はカメラOFF)(時間になったら強制的にカメラON)
溝口先生率いる班は急いで隠れつつも、ちゃっかりいい感じの写真を撮影しちゃっていました。先生の写真オタクぶりが垣間見えますね。
④ 逃げる側は自分たちをカメラから2m~3m離して映しながら待機。私は先輩2人と一緒に迷える子羊のごとく関西大学をうろちょろし、隠れ場所を見つけてカメラをセットしました。このとき私たちは施設内でぬくぬくしながら中文字しりとりを楽しんで鬼の襲来を待っていました。
中文字しりとりとは奇数の文字数の単語を言い、その真ん中の文字を使ってしりとりをするというものです。プリンなら リ 、オムライスなら ラ 、炊き込みご飯なら み です。ちなみにりんごだと真ん中が ん なのでNGです。今お腹がペコペコなので食べ物しか浮かびませんでしたが、単純に思えて意外と難しいのでぜひやってみてください。
ちなみにZoomの画面はこんな感じです。アサヒスーパードライって誰よ
⑤ 鬼の捜索タイム15分間。こんな呑気にしりとりをしている間にも鬼チームが動き出しました。範囲を限定しているとはいえ、ここはマンモス大学。足腰が悲鳴を上げます。しかも画面に映る背景(壁とか配線とか、どこだかまったくわからない)をヒントに、自分の記憶を重ね合わせて隠れる民たちを探す必要があります。頭も体も使う大変なお仕事(遊び)。
Zoomの画面を見てみると続々と仲間たちが捕まっていきます。ジワジワとビビり始め、小声になる私たち。遠くから聞こえる足音が、画面から聞こえているものなのか実際の足音なのか判断がつかずプチパニックを起こします。そうこうしている間にもまた一組捕まってしまったようです。少しお話を聞いてみましょう。
証言者Aさん「創作時間の終わり際まで鬼の姿を見なかったので、正直余裕ぶっこいてました。そしたら向こう側から満面の笑みで走ってくる少女が見えて。あ、かんな(モテる女の典型例)だ。可愛いな~。走ってるな~。あれ?鬼か?やっべ???なんて色々考えている間に気が付いたら捕まっていました。油断大敵ですね。(笑)」
捕まってもなお笑顔の人々
なるほど。最後まで気を抜くべからずということですね。タメになりました。一方の私たちのグループはというと…
見つかることなく生還しました。(拍手)(カタカタ震えていた記憶しかない)
安堵の表情を浮かべる人々
⑥見つかったらすごすごと教室に戻る。15分間の捜索タイムが終わり、全員が教室に集まります。果たして鬼側と隠れる側、どちらの勝利なのでしょうか?!
勘の鋭い方はお気づきいただけたでしょうか。隠れる側の私が見つかっていないということに。というわけで隠れる側の勝利です。(大きな拍手)
ではお楽しみの罰ゲームタイムです。罰ゲームは例のごとくMIZOPPON。地獄のような顔で挑む5期生を横目に4期生の皆さまは心なしかイキイキとした顔でMIZOPPONしてくださいました。追いかけたい、その背中。
4. みんなのクロスレビュー
5.執筆者の感想
結論から言うと、アイスブレイクとしては成功だったと思います。隠れている間、時間があるので自然とお喋りが始まるし、ひょんなことから共通点が見つかって盛り上がることもあります(私の場合は私が彼氏のお母さんにもらった靴とまったく同じ靴を先輩が履いていました。時空を超えたミラクル)。
ただ逃げる側は楽しいですが、問題点を挙げるとすれば鬼側の負担が大きいです。その原因としては隠れる人数に対して鬼が少なかったこと、そして隠れるのに使用できる範囲が広すぎたことです。もし挑戦してくださる方がいらっしゃれば、鬼の人数や範囲を調整するとより遊びやすくなるのではないかと思います。とはいえ実際のかくれんぼとは一味違って面白いので良ければ試してみてください。
というわけで全力自粛大学生最後のレビュー記事でした。皆様いかがだったでしょうか。春学期にZoomを駆使し全力で遊び倒した分、秋学期からは卒業研究に集中せざるを得ませんでした。辛いです。(feat.悲しそうな表情)
秋学期になり対面授業が始まった状況だったからこそ、今回の「オンライン×オフライン」の無茶ぶり企画を実現することができました。しかし対面授業が始まったからといって三密を避け、ソーシャルディスタンスを保たなければいけないことに変わりはありません。
レビュー記事としてはこれが最後になりますが、これからも密を避けた遊び方を全力で探していきたいです。レビューを通して、私たちの「楽しい!」が共有できていれば嬉しいです。次回は全力自粛大学生の1年間を振り返っちゃうゾ☆全力総まとめ記事が上がる予定なので、そちらもお楽しみに!それではSee You Next Time!
6. みんなのレビュー
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