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悩んだ時のおすすめスピーチ

海外生活をしていると、何かと理不尽なことがあり疲れます。
そうでなくても、あーバカバカしい!とか、パワーが出ない!ということ、ありますよね。 そんな時に見たい、モチベーションの巨匠お三方の動画をご紹介。

開発をしていると、頑張ったのに大したことなかったり結果が出ないこともしばしばで、巨匠たちには度々助けてもらっています。


リック・リグスビー /  料理人から教わった人生の秘密

リック・リグスビー博士 が小学校3年で学校をやめなければならなかった、料理人である父親から受けた教えを大学卒業式でしたスピーチです。
百聞は一見にしかず、ぜひご覧ください。

※このスピーチの全文は最後に(おまけ)として乗せてあります。(日本語・英語)

彼のお父さんは生涯自分で学び続けたそうで、アリストテレスやミケランジェロの言葉が出てきます。

優秀さとはひとつの行為ではなく、習慣によって決まる

アリストテレス

「一番駄目なのは、目標が高過ぎて達成できないことではない。 目標が低過ぎて、その低い目標を達成してしまうことだ」

ミケランジェロ

動画の中で出てくる映画 The blind side は日本でもヒットした「しあわせの隠れ場所」(邦題)です。


レス・ブラウン  /  人生を変えた高校教師

不遇の幼少時代には学習障害とされ小4で留年、それを克服し現在の自分がいるのは、高校の時の先生との出会いだったと話しています。

Someone's opinion of you does not have to become your reality.
(誰かの意見が君を作るべきじゃない)

うまく行かない時に、どう自分を見ればよいか

ハングリーになれ、夢に水を与えろ!と説いています。夢より大事なのは自分がどんな人間になったか。
「I'm saying to you whatever you gotta do, do it」 やるべきことをやろう!

※話の中に中国の竹は芽が出るまでに5年かかる、という話が出てきますが、コレは眉唾ですね。竹は5年位はバンバン地下茎を伸ばして周りにタケノコを生やして、そこから老い始めるようです。


前に転べ! / デンゼル・ワシントン

最新作、「イコライザー THE FINAL」で再び話題のデンゼル・ワシントンも実はかなりの苦労人だそうです。

動画の中では「fall forward」(うしろではなく)前に転ぶんだ、何度転んでも立ち上がればいい、負けて恥をかくことがあっても諦めるな、エジソンですら1000回失敗して電球を発明したのだから、と励ましています。


先日見たばかりのイコライザー新作では「やりすぎ…」というくらい暴れまくって、前に倒れることも許さない位の勢いだったのに(笑
ギャップがすごすぎますが😭

かなり残酷な映画でしたが…おすすめです!


付録:

アリストテレスの名言
思考の巨人、キリスト・イスラム世界に圧倒的な影響を残した哲学者で、プラトンや彼が居なければ後のヨーロッパはなかったとさえ言う人がいるのも頷けます。


ルネサンス時代の「万能の人」ミケランジェロの名言。これだけでご飯なん杯でもいけます!



(おまけ)リック・リグズビーのスピーチ 

私がこれまでの人生で出会った中で最も賢い人は、3 年生の中退者です。

同じ文の中で「最も賢い」と「ドロップアウト」というのは、ジャンボシュリンプのようにかなり矛盾した表現になります。Fun Run のように、Microsoft Works のように楽しいことは何もありません。皆さん、私の声が聞こえません。

以前はカントリー ミュージックが好きだと言っていましたが、テキサスに長く住んでいるので、今ではカントリー ミュージックが大好きです。そうだ…狩りをするんだ。釣りをします。私はカウボーイブーツとカウボーイを持っています…皆さん、私は黒人の田舎者です。私があなたに言っていることを聞いていますか?

私がカントリーミュージックと言うのはもはや矛盾語ではありませんし、3年生と中退であると言うのは矛盾語ではありません。

その 3 年生の中退者は、私がこれまで出会った中で最も賢い人で、知識と知恵を組み合わせて影響を与えることを私に教えてくれたのは、私の父親でした。単純な料理人で、私がこれまで出会った中で最も賢い人でした。

単なる料理人で、家業の農場を手伝うために 3 年生で学校を辞めましたが、学校を辞めたからといって教育が終わったわけではありません。

マーク・トウェインはかつてこう言いました。「私は学校教育が自分の教育の邪魔になることを決して許したことはありません。」

父は独学で読み方を学び、書き方を学び、ジム・クロウイズムの真っただ中、アメリカが南北戦争の最後の息を呑んでいたとき、父は黒人ではなく一人の男として立ち上がると決心した男、褐色の男でも白人でもない、1人の男だ。

彼は文字通り、生涯を通じて自分のベストを尽くすことに挑戦しました。

私は4年制大学卒で、私の兄は裁判官です。私たちは家族の中で最も賢いわけではありません。そして 3 年生中退のパパです。
ミケランジェロの言葉を引用して、私たち少年たちにこう言いました。

「目標を高く持って失敗するのは良い。しかし、低い目標を設定して成し遂げるのは大きな問題だ。」

ある田舎の母親はヘンリー・フォードの言葉を引用して、「できると思うのも、できないと思うのも、あなたが正しいのです。」

私はそれを3年生のドロップで学びました。簡単なレッスン、こんなレッスン。「息子よ、1分遅れるよりは1時間早いほうがいいでしょう。」私の家では時計がいつも進んでいたので、今何時なのか全く分かりませんでした。

母によると、父は30年近くもの間、午前3時45分に家を出ていたのですが、ある日、父に「どうして、パパ?」と尋ねたそうです。彼はこう言った。「もしかしたらうちの息子の誰かが私の素晴らしい行為を見つけてくれるかもしれない。」

いくつかのことを皆さんと共有したいと思います。
アリストテレスはこう言いました、

「人は繰り返し行うものである」。

したがって、卓越性は行為ではなく習慣であるべきです。それを決して忘れないでください。

あなたが厳しいことは知っていますが、いつも親切であることを忘れないでください。それを決して忘れないでください。決してママを困らせないでください。わかるよね?

ママが幸せにできないなら、誰も幸せにできない。
パパが幸せじゃなくても、誰も気にしないけどね!でも、言っておきます。

次のレッスンは、あそこの調理場にいる料理人からのレッスンです。

「息子よ、使用人のタオルがあなたのエゴよりも大きいことを確認してください。」

エゴは愚かさの痛みを鎮める麻酔薬だ。皆さんも、それを送りたい親戚がいるかもしれません。もう一度言わせてください。

エゴは愚かさの痛みを鎮める麻酔薬だ。愚かな人にとってプライドは重荷です。

ジョン・ウッデンは、UCLA でバスケットボールのコーチをして生計を立てていましたが、彼の天職は人々に影響を与えることでした。全米選手権で数々の優勝を経験した中、彼は週の半ばに何をしていたのかわかりますか? 食器棚に入り、ほうきをつかみ、自分の体育館の床を掃除しました。

影響を与えたいですか?ほうきを見つけてください。

あなたの人生の毎日、あなたは自分のほうきを見つけます。そうやって自分の影響力を拡大していきます。そうすることで、人々を惹きつけ、影響を与えることができます。

最後のレッスン。「息子よ、仕事をするなら、正しくやりなさい。」

私はいつも自分がどれだけ平均的であるかと言われ、平均的であることについていつも批判されてきましたが、あなたに言いたいことがあります。私はここに皆さんの前に立って、これらの人々全員の前に立っていますが、その言葉には耳を貸さず、毎日自分に、スターを目指して、できる限り最高の自分になるようにと言い聞かせています。

十分に優れているだけでは十分ではなく、より良くなることができれば十分ではありません。また、より優れているだけでは十分ではありません。

最後に、このすべてに焦点を当てられると思う非常に個人的な話をさせてください。

知恵は、ほとんどの場合、失敗を通じて、ありそうもない情報源から得られます。どん底に落ちたときは、これを思い出してください。苦労している間、どん底は、その上に築き、成長するための素晴らしい基盤になることもあります。

あなたが成功するかどうかは心配していません。時々失敗しないか心配です。

キャンバスから立ち上がって成長し続ける人、それが影響力を拡大し続ける人です。

70 年代に遡りますが、この点を理解するために、ある人物を紹介しましょう。

私はこれまでの人生で出会った中で最も素晴らしい女性に会いました。うーん…私の時代には、彼女をレンガの家と呼んでいたでしょう。

この女性は、私がこれまでの人生で見た中で最も素晴らしい女性でした。ただ小さな問題が 1 つありました。当時、女性は大柄な年配のラインマンが好きではありませんでした。『ブラインド・サイド』はまだ出ていませんでした。

リック・リグズビー博士の「3年生中退者の知恵があなたの人生を変える」と題した力強いスピーチの完全な書き起こし


(英語版)

The wisest person I ever met in my life: a third-grade dropout.

Wisest and dropout in the same sentence is rather oxymoronic, like jumbo shrimp. Like Fun Run, ain’t nothing fun about it, like Microsoft Works. You all don’t hear me.

I used to say like country music, but I’ve lived in Texas so long, I love country music now. Yeah… I hunt. I fish. I have cowboy boots and cowboy… You all, I’m a blackneck redneck. Do you hear what I’m saying to you?

No longer oxymoronic for me to say country music, and it’s not oxymoronic for me to say third-grade and dropout.

That third-grade dropout, the wisest person I ever met in my life, who taught me to combine knowledge and wisdom to make an impact, was my father: a simple cook, wisest man I ever met in my life.

Just a simple cook, left school in the third grade to help out on the family farm, but just because he left school doesn’t mean his education stopped.

Mark Twain once said: “I’ve never allowed my schooling to get in the way of my education.”

My father taught himself how to read, taught himself how to write, decided in the midst of Jim Crowism, as America was breathing the last gasp of the Civil War, my father decided he was going to stand and be a man, not a black man, not a brown man, not a white man, but a man.


He literally challenged himself to be the best that he could all the days of his life.

I have four degrees. My brother is a judge. We’re not the smartest ones in our family. It’s a third-grade dropout daddy, a third grade dropout daddy who was quoting Michelangelo, saying to us boys, “I won’t have a problem if you aim high and miss, but I’m going to have a real issue if you aim low and hit.”

A country mother quoting Henry Ford, saying, “If you think you can or if you think you can’t, you’re right.”

I learned that from a third-grade drop. Simple lessons, lessons like these. “Son, you’d rather be an hour early than a minute late.” We never knew what time it was at my house because the clocks were always ahead.

My mother said, for nearly 30 years, my father left the house at 3:45 in the morning, one day, she asked him, “Why, Daddy?” He said, “Maybe one of my boys will catch me in the act of excellence.”

I want to share a few things with you.

Aristotle said, “You are what you repeatedly do.” Therefore, excellence ought to be a habit, not an act. Don’t ever forget that.

I know you’re tough, but always remember to be kind, always. Don’t ever forget that. Never embarrass Mama. Mm-hmm.

If Mama ain’t happy, ain’t nobody happy. If Daddy ain’t happy, don’t nobody care, but I’m going to tell you.

Next lesson, lesson from a cook over there in the galley. “Son, make sure your servant’s towel is bigger than your ego.”

Ego is the anesthesia that deadens the pain of stupidity. You all might have a relative in mind you want to send that to. Let me say it again.

Ego is the anesthesia that deadens the pain of stupidity. Pride is the burden of a foolish person.

John Wooden coached basketball at UCLA for a living, but his calling was to impact people, and with all those national championships, guess what he was found doing in the middle of the week? Going into the cupboard, grabbing a broom and sweeping his own gym floor.

You want to make an impact? Find your broom.

Every day of your life, you find your broom. You grow your influence that way. That way, you’re attracting people so that you can impact them.

Final lesson. “Son, if you’re going to do a job, do it right.”

I’ve always been told how average I can be, always been criticized about being average, but I want to tell you something. I stand here before you before all of these people, not listening to those words, but telling myself every single day to shoot for the stars, to be the best that I can be.

Good enough isn’t good enough if it can be better, and better isn’t good enough if it can be best.

Let me close with a very personal story that I think will bring all this into focus.

Wisdom will come to you in the unlikeliest of sources, a lot of times through failure. When you hit rock bottom, remember this. While you’re struggling, rock bottom can also be a great foundation on which to build and on which to grow.

I’m not worried that you’ll be successful. I’m worried that you won’t fail from time to time.

The person that gets up off the canvas and keeps growing, that’s the person that will continue to grow their influence.

Back in the ’70s, to help me make this point, let me introduce you to someone.

I met the finest woman I’d ever met in my life. Mm-hmm… Back in my day, we’d have called her a brick house.

This woman was the finest woman I’d ever seen in my life. There was just one little problem. Back then, ladies didn’t like big old linemen. The Blind Side hadn’t come out yet.

Dr. Rick Rigsby’s powerful speech titled “The Wisdom of a Third Grade Dropout Will Change Your Life” at California State University Maritime Academy.




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