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【映画】旅に出てリアルをかみしめろ

こんにちは〜〜
早速第一弾のご紹介をしていきたいと思いますー
いきなりどうでもいい話ですが、第一弾とかの構成にしちゃうと、漫画の感覚みたいにXX巻読んでないから、今読むのはイマイチかな。といった少し変に嫌な気持ちになるのでこれからはやめますね。

早速ですが、サムネイルでわかった方は早速仲良くなれそうな予感。
まだ作品名は出さないですが、この作品と僕が出会ったのは確か高校3年生の受験が終わったタイミングだった記憶があります。
本当に頭が悪くなんとか入れたような状況だったのですが、これから夢見る東京での大学生活が始まるという桜が咲き始める新生活の時期でした。
東京。というものを当時は知らなかった時期です。

そんな華やかな現実とは一転して、ゴールにたどり着いた瞬間にガス欠というか若干燃え尽きかけていた心理状態でした。
そんな時に出会ったこの映画は。そう「LIFE!」です。

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この壁紙見るだけで痺れますね。
そんで、DVDなんかも珍しく買っちゃったくらいです笑

真面目に話すと、数多くの映画と出会ってきた中で、自分史においても凄く重要な作品になっています。映画において素直に観ていれば、面白いっていう感覚には沢山出会えると思うんです。それらはどれも独創性といった(想像の世界)で作られたり、関係者の多くの努力の結晶なので。
ですが、自分の日常(現実)の行動まで変わってしまうような影響を与える作品ってそこまでないと思うんです。
所謂、カタルシスってやつですね。えぇ。

・カタルシス
”舞台の上の出来事(特に悲劇)を見ることによってひきおこされる情緒の経験が、日ごろ心の中に鬱積(うっせき)している同種の情緒を解放し、それにより快感を得ること。浄化。”

そのため、映画はですね、今の自分の感情を反映しているようなものを自然に選んでしまっている傾向があると思ってまして、それが刺さればとんでもない体験になるわけですね。
今回の例でいうと、観るべく時ぞして選ばれた映画だったわけです。
そのため、良い映画でも自分の現在との経験に比例していなければ、あまり良いという解釈が出来ないわけです。つまり主観に依存するわけです。

さて、ここまでくれば本題に入ります。
あまり具体的に話して、映画作品を観る時の解釈を僕の主観で歪めて欲しくないため、ざっくりと話しますね。
ぜひ、自分の眼で観て自分の耳で聴いて自分の心で感じて欲しいです。
クドイくらい格好つけた表現ですみません笑

・主人公のダメダメ具合がたまらない

主人公のウォルター・ミティ(演:ベン・スティラー)は、伝統的な雑誌の会社で働いています。それで、一人の意中の女性が社内にいますがいまいち行動に移せないでいるダメ男です。普段は冴えない仕事をこなし、同僚にも家族にも馬鹿にされているような散々な日々を送っている状況です。
それを印象的な描写で示していまして、それは彼の空想癖です。
それをとても愉快に作品中では描いています。
あっと笑えるような空想ですが、映画自体の技術としては大したものです。
空想と現実とのギャップを綺麗に区別していて、観ている側も今は「現実なのか?空想なのか?」と思うようなところにこの描写の味噌があります。
そのためか、空想はありえない状況を描いていて、空想後はちゃんと現実に戻った絶妙な表情も簡単に垣間見ることが出来ます。

そんな何というか同情していまう凡人中の凡人のキャラです。
高校卒業間近で、特に情熱を燃やせるものがなくなり彼女もいない僕にとって彼は共感の対象だったわけです。

社会人っていろいろな意味で大変ですよね。
何か非日常は訪れないか。と思ったり。
気づけば電車を待ってる時に空想したりしますよね。
そのような方にも間違いなく刺さんじゃないかなと思います。

・音楽と映像が五感をくすぐる

このため是非映画館で観て欲しいというのが本音ですが、それを言い出すといい映画はそういうのばかりなのでやめておきます。
ですが、映画には必ず映画館で見た方が良い類のものもあるので、それだけは是非心の片隅に置いておいてください。
この作品だと、このくらい結構音楽とか映像が肝になるかと思います。
映画館で観た方が良い度: ★★★★☆

まずは音楽ですね。
焦点を絞って紹介すると、ホセ・ゴンザレスですね。
映画の主題歌で使われている「step out」は何というか胸にきますよ。
意味は、そのままのステップアウトですが、
「さあ冒険だ!外をみよう!色んな人・風景に出逢おう!」というような、視野を拡げて行動すると世の中は実はもっと面白いぞ!ということを、作品中では主人公が強くメッセージしてくれているかのようです。
この主人公もある種メッセージのようなものに、惹かれて旅立つわけですが、その彼自体がメッセージになっているという何とも素敵な感じです。

続いては、映像になります。
これはもう観るしかないんですけど、簡単にいうと海外に行ったことない人は旅の疑似体験が出来るほど魅せられるかと思います。
冒頭で話したカタルシスでいうと、僕はこの映画を機に小さい種のような「海外に行こう。」という考えが芽生えました。
人生面白いもので、その時に留学とかの発想は経験上ありませんでした。
それが結果的に、こんな感じで繋がっていきました。
・フィリピンでの初留学
・オーストラリアでの交換留学
・10か国以上での旅
これらの経験談はまた、別で書いてみようかと思います。

話を戻しますが、本当に自然があふれる場所が多く、自分が主人公になったような視点でどんどん、経験したことのないような非日常の連続の冒険に入っていくわけです。
下の写真は、主人公は現実の世界にいるんですかね??
それと、、その下は、、、?

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あ。下の写真は僕です。
確かこのスカイダイビング(in NewZealand)の時は、その前の夜とかにこの映画の音楽集を聞いていた記憶があります。
この時は留学自体のイギリスの友達とキャンプカーで縦断しました。
この映画に出会ってなかったら、なかったかもしれないと思うと映画の持つ影響力には驚かされるものがあります。

少し話がそれますが、
この作品の、その先を作るならこういった非現実を味わいすぎて、平凡な日常に順応できなくなる苦しみを描く作品になるかもしれないです。
とにかく音楽×映像の力で、旅費代のかからない旅に出かけられます。

・最後に

少し退屈してきたな。
自分何やってるんだろう。
自分て小さいな。
何でもいいです。そういうモヤモヤをふき飛ばしませんか?

映画は、非日常を見せる麻薬のようなものにもなりかねません。
ですが、それが何かのきっかけになればさらに素敵ですよね。

海外に行きたいけど時間とお金が。
英語なんて話せないし。
そういう理想と現実のギャップを映画という映像を通じて、明るい未来への想像の力で自分を後押ししませんか?

さあ、予告を観て冒険へ出かけてください。
では。行ってらっしゃいーーーーー
感想聞けたら嬉しいなーーー
あ、苦手な人でも絶対吹き替えでなく字幕で観てください。

ps.
Life!は、ベンスティラー主演・監督の作品です。
彼の作品は、何というか社会人層に刺さりますね。
関連だと、『Brad's status』とかもいいかもしれないです。
https://www.youtube.com/watch?v=HWx0PdOI98s

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