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【コラム】アメリカンスポーツ④浮き上がる速球『サンディー・コーファックス』

【伝説の投手】

ロサンゼルス在住時には、ドジャースタジアムに良く試合観戦に行っていました。
ドジャースファンは、試合開始の時間にはスタジアムには来ず、
ゲームが進む3~4回ころにぞろぞろと来るのが特徴です。
また、知らないファンに声をかけてフレンドリーになりたがる、そんなファンが多かったです。

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ある日、試合観戦に行った際、『オダリス・ペレス』というピッチャーが先発しており、良いピッチングをしておりました。 
一緒に観戦していた友人に、今日の『ペレス』はいいね!と言っていると、私の後ろで、試合途中から観戦をしていたオールドドジャースファンのオヤジから『いやいや、サンディー・コーファックスはこんなもんじゃなかったよ。いつも惚れ惚れするピッチングをしていたよ。』
私は、誰?サンディー・コーファックスって??そんな顔をしていた瞬間 
『お前、サンディーコーファックス知らないのか!ドジャースの伝説の投手だぞ!覚えておけよ!』

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そんな事を言われた翌日、サンディー・コーファックスについて調べてみました。サイヤング賞(日本でいう沢村賞ですね)を3回受賞しドジャースが
ワールドシリーズを制覇した1963年、1965年には凄まじい活躍をしたそうです。
対戦したニューヨーク・ヤンキースの選手が『サンディーコーファックス
のボールは、速球は浮き上がってくるし、カーブは見えなくなるほど落ちる
あれでは打てない』そんなことを言わせた伝説の投手だったようです。

【サンディー・コーファックスデー】という彼の功績を讃えるメモリアル試合があり、ドジャースタジアムに行きました。 
少々歳を取ったダンディーなおじさん、あの【サンディー・コーファックス】がグランドにおりました。
この人が、あのオヤジが言っていた伝説の投手【サンディー・コーファックス】かと少し興奮して彼を見ていました。
現役時代は見たことはないですが、当時のファンになった気分でした。
1972年に史上最年少の36歳で野球殿堂入りを果たし、同年には彼が付けていた背番号【32】がドジャースの永久欠番となりました。

コーファックス

    サンディー・コーファックスデーで貰ったボブルヘッドです

           今回も Gary でした!!

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