見出し画像

好きな本の話①-エッセイ本が好き-

わたしはあまり読書家ではないのですが、積極的に購入する本の種類が3つあって、それが雑誌(ファッション誌とカルチャー誌)、漫画、エッセイです。
特に女優さんと芸人さんのエッセイが好きで、見かけるとついつい手に取りたくなってしまいます。
今回は、ぱっと思いついたおすすめのエッセイ本を3冊ご紹介します。


①『わたしの献立日記/沢村貞子』

昭和の大女優でありエッセイストとしても作品を多く残している沢村貞子さんが毎日の献立を記録した一冊。

昭和の時代の家庭料理(とはいっても大女優さんなのでランクは高いと思いますが)のお話が読めて楽しい一冊です。たまたま実家にあり手に取ったのですが、この本に出てくる「うにご飯」の描写が、なんとも美味しそうで。わたしうに苦手なんですけど、手間暇かけてでも作ってみたいと思える読ませ方に、食エッセイっていいな~と再認識しました。
また、家に魚屋さんが通ってくるっていうエピソードも憧れです。

②『おいしい記録/長谷川京子』

女優長谷川京子さんが7年半にわたり書き綴った食にまつわるお話。

女神みたいに美しい長谷川さんも食べることがお好きなんだなあと親近感を抱いてしまう一冊。まれにふわっと匂わせるトゲのある表現も、美人の毒は好んでしまう。たびたび登場するお子さんが成長していく様子も描かれているのがほっこりします。わたしはいちご狩りのときの練乳おじさん推し。

③『堀内健康白書/堀内健』

ネプチューンのホリケンさんによる2003年発売のエッセイです。

これはわたしのバイブル。子供のころに繰り返し読んでは、リズム感の良いセンスある文体を真似してました。
中学生の頃にネプチューンファンになって今でも大好きなんですが、この本では、ネプチューンがレギュラーをめっちゃ持ってた30代前半頃の日常が堀内健フィルターのかかった目線で描かれていて、まーキレッキレで笑います。
メンバーが登場するエピソードなんてどこまでが冗談かどこまでが本当かわからない。メンバーはもちろん、マネージャーさんもよく登場していて、とにかく仲がいいんだなってことはわかるので好きです。個性的な挿絵もおすすめです。三谷幸喜氏との対談はなかなかどうかしてます。

以上、ジャンル不問のエッセイ本紹介でした。
また書きます!